Via Francigena (67) GryonneとRhoneの2本の川沿いを

地図の右上Antagnes(アンターニュ)からMassongex(マッソンジェ)まで歩きます。

前回Böetのバス停(赤枠)からGryonne川まで下りてきました。

前回から1か月半ほど後の12月上旬の晴れた日。川沿いのLes Dévensから歩きはじめます。

川の向こうの斜面にAntagnes。左手から歩いてきて斜面を下りてきました。

川を30分ほど遡れば塩鉱山Mines de sel de Bexですが、反対方向に川沿いを歩きます。途中、交通量が結構多いが横断歩道が無い車道(地図でピンク色の太線)を横断し、渡った先でもまだしばらく川沿いをずーっと。

ようやく川を離れて林の中の道へ、

奥に見えるのはMonthey(モンテー)の町。画面を水平にRhone(ローヌ)川が流れていて、川の向こうはValais(ヴァレー)州。川沿いには工場が立ち並び、よく見ると煙がたなびいています。MontheyにはBexからの塩水を精製するための製塩所がありました。

この先、大型の厩舎が何軒も現れます。

線路をくぐり、高速道路の上を通ります。その辺りから進行方向の南側の奥に見えてくる三角の頂はCatogne(カトーニュ)。見かけると嬉しくなるきれいな形。

反対側、北側の奥の白い三角の頂はMont d’Or(金の頂)。左側はLeysin(レザン)。

東側。左から大まかにDiablerets、Argentines, Grand Muveranの山塊。

Les Devensから40分ほどでローヌ川の岸。反対側には工場群。今回はMontheyには寄りませんが、寄る場合はここを右側に少し行って橋を渡ります。川岸を左に進むと当分の間、向こう側には行けません。

今回は川岸歩きが多いです。冬の平日だったのでほとんど人がいませんが、春から秋にかけては自転車が結構飛ばしてきます。さて正面の山、左端に少し頭を出しているのが何度も名前が出ているGrand Muveran(グラン ミュヴェラン)。そして右端が

Grande Dent de Morcle (2969m)と、ひと際とんがってるPointe du Grand Cor (2837m)。Muveran兄弟とMorcle(モークル)はLaveau(ラヴォー)のブドウ畑を歩いている時から見えてましたね。

川の反対側、つまり西側にはDent du Midiが少しだけ見えます。前はあんなにきれいに歯の形に7峰が並んでいたのに、斜めってるなあ。この先も川沿いや線路沿いの真っすぐ歩きが続き、正直言って若干単調な歩きにも感じられますが、山の形が歩くにつれてどんどん変わっていくのを見るのは楽しいです。

ここも馬を育てている厩舎。

川沿いを30分くらい歩いて、ようやく反対側に渡ります!Vaud州を離れ、Valais州。

歩行と写真は2023年12月上旬

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