Via Francigena(66)Via Francigenaという名のバス停

Ollonから歩いています。

ブドウ畑の間の土の道から舗装路に出ると、バス停。

その名も「Via Francigena」。何でこの名なのか分からないのですが、そのものズバリのバス停名。

ちなみに周囲には人家など何もありません。このように、奥の土の道から車道に出てきたところにバス停。ちょこっとだけ舗装路を歩いた後、

車道を離れ、再び土の道に入ります。岩に黄色の菱形マーク付いてますね。

森の中の道を出た所に「Sentier du Pelerin 巡礼者の小路」の表示。。特にどうってことない道なのですが。

家が見えてきました。Antagnesの集落の北の端です。

Ollonからブドウ畑、森の中を通って来たのが赤丸付きの70番Via Francigenaの道で、565の数字の隣に描かれてるのがBoëtのバス停。ところがこの辺りは複数のハイキング道が狭い場所に交差しているのですね。例えば、一番右側の縦に通っているのはちょっと前に連載したSentier du Sel =塩の道。私はこの日、路面に落ちていた栗に気をとられ、Boëtのバス停に向かう曲がり角を直進して車道に出ました。ハイキング道なのは確かなのだけど、自分が歩きたいと思ってる道とわずかに違う、という訳の分からない戸惑い

この時はSuisseMobileのスマホアプリで現在地を特定して事なきを得ました。ここ、70番の道の他に、46番(Tour des Alpes Vaudoises)、132番(Sentier du Sel )と縦に3本名前付きのハイキングが平行にある、結構稀な場所です。まあ、違ったらそれはそれで歩けばいいわけですが、自分の思っている道と現在地がずれると混乱するので。ここは間違えやすい場所ですよ、とだけお伝えしておきます。

それでVia Francigenaの道を続けようと思ったら、バスが通るちょっと開けた道のバス停「Boët」のすぐ近くから、

これまた見落としちゃうかもしれない、ブドウ畑の中の土の道を下りていきます。ちゃんと表示あります。

こんな感じで

確かに道になってるんですけどね。こうした、表示が無かったら多分歩かないだろう道を通っていくのはそれはそれで楽しいです。

ブドウ畑の斜面を下りて、舗装路に出ました。Antagnes, Les Fontainesのバス停が近くにあり、地図では500とあるので、65m分、下ったことになります。

赤枠がBoëtのバス停。ブドウ畑の斜面から平地に下り、川まで歩いていきます。

こちらの山はGrand Muveran。隣にいるはずの弟分のPetit Muveranは手前の山の後ろになっていて見えません。

この日、出だしこそ青空だったものの、この辺りから重たい雲が空を覆い、暗い、風が強かった。平地の場合、風を遮るものが無いので吹きっさらしになります。林の向こうにはGryonne川で、川沿いを右に歩いたのですが、写真があまりに暗いので、次回からは別の日に歩き直した時の写真を使います。写真が暗くて残念ですが、ここは遠くの山々のシルエットも素敵だし、天気が良ければ歩いて楽しいところです。

写真と歩行は2023年10月末

AigleからOllonを通ってSt-MauriceまでSentier des vignes・ブドウ畑の道(今回の私が歩いた道と一部同じ所を歩いてます):

https://www.alpesvaudoises.ch/en/tour/le-sentier-des-vignes

DevensからAntagnesまで一周する散歩道(DevensとAntagnesはSentier du Selで歩いたところです)

https://www.alpesvaudoises.ch/en/tour/les-dvens-antagnes

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