Kanderstegの東にあるOeschinenseeまで歩きます。山に囲まれた湖(=see)で、例年夏が近づくと駅に観光ポスターが出ていたのが頭に残っていたのでふらりと行ったら、スイスでも指折りの有名処でした。もとい、スイス国内で有名というべきか。私がKanderstegを知ったのは鉄道のスパイラルででしたが、まあ人それぞれ。
湖まで今回は左端の町中心からAdolf Ogi通りを通って1197とあるところから川、Oschibachの北側のオレンジ線をたどります。
最初は川沿い
途中からそれなりに登っていって、川が眼下に。
さらに上。本当に久々なことに、前後に常にハイカーがわらわらといて、なんとなく他の人の後をついて行ったら無事着きました、という久々の観光地体験。普段は人がいないところの方が好きだったりしますが、たまにはよいです。
標高1500m超まで上がりました。
おおー 湖!ふもとから1時間ちょっとかな。ロープウェー駅からも近いです。牛もいるし貸しボートもあるし。2軒のレストランがありますが、チューリッヒ街中より高い値をつけたソーセージの看板・・・
湖の南側は地滑り後の整備で今年いっぱいまで通行止めになってますが(一枚目の地図の赤白線、上の地図では切れてます)、北側は問題なく歩けます。
湖の北側を湖畔から上を通って一周するコースに挑みます。よくあることですが、観光マップではサラリとコース紹介がしてあるけど歩いてみたらそれなりの標高差できつかった(後半どんどん晴れてきて暑かったし)。
最初は「湖畔」でしたが、どんどん湖から離れて上って行きます
オレンジ色の太線は湖の通行止めの南側の道が通行止めのため、湖畔南にある山小屋への仮道。この分岐の手前Unterbärli(1824m)に一軒、さらに上、登りきったところOberbärli(1977m)に一軒簡易食事処があります。
1700mを超えたあたり
湖の標高が1580m程度。
この砂利道上りがきつかった。2軒のBerghaus(簡易食事処)ともに営業しているかどうか、手前の湖畔に表示が出ています。また食べ物はスープ一種類程度と飲み物の提供のみの可能性大です。私はOberbärli(1977m)でPanacheというビールをレモネードで割ったのを飲みました。330mlの瓶で5CHFという山小屋値段でしたが、本当に暑い日だったので美味かった!トイレは簡易トイレが屋外に一つだけありましたが未利用。
湖南側の山小屋Fründenhütteへは代替路で1960mまで行ってから更に2560mまで登ったところにあります。そこまで行く元気はもうないなあ。この湖には他にも湖畔からずずっと登った高所に複数の山小屋があり、まさにスイス人が好きな場所なんですね。(SACとあったらスイス アルペン クラブの山小屋)
歩行と写真は2021年8月中旬
Oeschinenseeの公式観光サイト:
https://www.oeschinensee.ch/en/