Via Spluga (14) Monte Splugaからイタリア内を歩く

Via Splugaの後半部分、イタリア部分を歩いたのは翌年2014年の、やはり8月末のことでした。前回からちょうど一年経ってます。地図は紙地図と毎度ながら https://map.schweizmobil.ch/ のお世話になってますが、イタリア内では交通機関などのマーク&リンクがないのと、パソコン上で拡大があまり効かない(白くなってしまう)のが難点です。スイスのサイトだからなあ。とにかく南へまっすぐまっすぐ、標高1905mのMonte Splugaから325mのChiavennaへと下っていきます。

Splugenから乗ってきた青のバス。始発のSplugenで切符を買う時点で、スイスの乗り放題パスを持っていても別料金を払うことになります。

国境でもある峠を越えて、イタリアです。前年より多めにMonte Splugaの写真。

Monte Splugaには2軒のホテルがあり、Albergo della PostaAlbergo Vittoriaの双方とも馬車で荷を運んだ時代からの宿。私は前夜はAndeerに泊まって一日3本のバスのうち一番早いのに乗ってMonte Splugaに着いたのが9時少し前。ホテルに頼み込んで朝食を早くしてもらって前回より一本早い便。今日はとにかく歩きます。

この日も出だしは天気が悪かった。標高が高いからかな。でも後半晴れます。

Monte Splugaは湖の北端。湖畔西岸を半周した後、この日一番の見せ場Valle del Cardinelloに入ります。バスは湖畔の反対側を走ってます。

スイス内の黄色の菱形マーク(山道というほどではない歩きやすい道)は、イタリア内は黄色の横長方形マーク(画面右端にちょこっと見えてるの)。

イタリアのハイキング表示板は赤で縁取られたシルバーのメタル板ですが、Via Splugaに関しては、スイスの黄色と茶色のパネルが最後までお供してくれます。同年(2014年)にVia Sbrinzのイタリア部分を歩いたのですが、それに比べると本当に充実してました。

イタリアのハイキング道標識その2: 黄色横太線に加えての 赤白マーク。二層のみの場合も多いです。イタリア内はあまりよく知らないですが。

Monte Splugaの集落を振り返る

湖畔沿いもこの先も、道ははっきりしていますが岩場の場合も多いです。靴はハイカットのしっかりしたものを!

ダム湖なのです。Via Sbrinzの時も、イタリア内に入ると早速のダム湖がお出迎えでした。ここは本当に国境のすぐそばだし、実は延々歩いた先のChiavennaもイタリア全体から見ると超端っこですが、端っこの山岳地帯では発電施設がある(アルプス地帯の場合は水力発電)というのは、電力供給を受ける都市住民の側はほとんど考えてないことだろうな。

歩行と写真は2014年8月末

この先Val Chiavennaの公式観光サイト

http://www.valchiavenna.com/it/index.html

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