Via Sbrinz (22) Val di Formazza (Pomatt)

さあイタリアの道を歩きましょう。Gries峠、イタリア語だとPasso del Gries(2458m)ですね。ピンク色の線が国境です。

イタリアとスイスの国境である石柱。イタリア側からスイスを眺めたところ。

小さな石の柱のI=Italyと刻まれた側、イタリアを歩きます。2013年に来たときは(前回までのブログ)国境でUターンしましたが、翌2014年の8月、Nufenenpassのバス停から直接ここまでやってきました。NufenenpassからGriespass Abzwのバス停まで降りる道がちょっとわかりにくかったです。下方に車が停めてあるスペースが見えるので、道がわからなくなったらそこを目指してください。

イタリアのハイキング道マークは赤白だけど二層

NufenenpassはWallis州とTicino州の州境、またドイツ語圏スイスとイタリア語圏スイスの言語境界線も通ってます。これから歩くVal di Formazza(イタリア名)/Pomatt(ドイツ語名)はスイスのこの二つの州に挟まれた間。GomsからWalserが移住し、その後もGomsの人たちとの交流を保ち続けた谷です(Via Sbrinz(19)Walserと呼ばれた人々参照)。そのため谷と周辺の村々はかなり異なる伊/独の二つの名前を持っています。Val di FormazzaはかつてはWallis(今ではスイス連邦に属する)が治めていましたが、1515年、Marignanoの戦いでミラノ(今ではイタリアに属する)の支配に代わりました。1515年の時点では、現在の形のイタリアもスイスも存在していませんでした。Formazzaは今はトリノを州都とするピエモンテ州に含まれ、ミラノがあるロンバルディア州とはまた別です。

君たちにとってはスイスでもイタリアでもどっちでもいいか。壁のような斜面、右手の上の方から下りてきました。

これがイタリアのハイキング道表示。Via Sbrinzのイラスト表示板が一応ついてます。

Via Sbrinzは一路、スイス中央部からイタリアへと南に続く道であり、一応の終点が大きな市場があったDomodossola(ドモドッソラ)です。Domodossolaはピエモンテ州の中でも最北のProvincia del Verbano-Cusio-Ossolaという区域に属します。トリノなどの大都市に比べたらほーんとに鄙びたところ、小さな最北の山岳区域を歩いています。ピエモンテ州の観光サイトでPonteのことを調べようとしたら、そんなマイナーな所載ってなかった・・・イタリアは大きいなあ。スイスに比べると。

Formazzaは131平方㎞、人口448人。Griespassから最初の集落まで、スイス最後の表示では1時間40分とあったのが、イタリアに足を踏み入れて3分で2時間10分へと変わりました。実はこのイタリアの表示時間が私にはぴったりでした。Lago di Morasco(モラスコ湖)沿いを歩きます。ダム湖で、この下に、昔のWalserの村Moraschgが沈んでいます。Pomat最高標高の村でした。Morasco、Ponte、Fondovalleとこの地域の標高2000m位のところにある湖は水力発電に使われています。ダムのそばには巨大な駐車場、そう久しぶりに見た巨大駐車場で、車でいっぱい、人いっぱい。意外!Riale(イタリア語名)/Z’Chärbäch(ドイツ語名)の村が見えてきました。標高1734m。 なるほど木の家がWalser風と言えばそう。 集落の中を歩いてみます。黒い木の家もあるにはあるけれど、新しく建てられたと思われる建物に囲まれ、冗談のような人出。小さな村だけど、異国風味のバー、レストラン、人わんさか。私も人出の一人だけど、なんかイメージが違う…最果ての鄙びたところを想像していたらリゾートでした。ここイタリアだし。

レストランでは人多すぎで対応してもらえず、これ幸いとトイレだけお借りしてスッキリしてPonteまでもう一時間40分進むことにしました。

Provincia del Verbano-Cusio-Ossola:

http://www.provincia.verbano-cusio-ossola.it/

写真と歩行は2014年8月

地図はhttps://map.wanderland.ch/から引用しました。

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