Furkapass(フルカ峠)を足で歩く (2)

翌日、OberwaldからRealpまで列車で行き、RealpからバスでTiefenbach(2106m)まで上りました。Realp駅とバスが出る(通る)バス停は離れていますのでご注意を。Realpには安めの宿が数軒あります。ここは車、バイクや自転車で旅する人にとっては通りすがりに泊まっていける場所のようです。

FurkapassとTiefenbach間の歩きは省略しました。ガイドブックによると、Furkapass(標高2429m)からFurkaの鉄道駅まで下り、線路に沿ってSteinstafel(1908m)まで1時間15分、ここから上り返して55分でTiefenbach (2106m)に着くようです。これって蒸気機関車の運行がある時期なら撮り鉄にはたまらないだろうなあ。

でもFurkapassから歩き出すとAndermattまで7時間40分、とあるので今回はパス。Tiefenbachにはホテル・レストランがあるのでコーヒーを飲んでトイレをすまし、9時過ぎに出発。今日の経路は51番のFurka Höhenwegと名前がついてる道で、詳細は下のサイトで調べられます。

http://www.schweizmobil.ch/en/hiking-in-switzerland/routes/route/etappe-01227.html

RealpからAndermattにかけての谷を見下ろしながら歩きます。天気が良くて青い青い空。Myrtilleというブルーベリーの一種が群生していて籠持って真剣に収穫しに来ている人もいました。

TiefenbachからAndermattまで5時間半の行程。最後にHospentalかAndermattに下りる以外は、大きな上り下りはありません。ずっとHöhe(高い所)を歩くWeg(道)、Furka Höhenwegなのです。

振り返ると、Realpから上っていくジグザグなバス道。前の日に歩いた道。コース時間にして4時間近く歩いた後、ついに高所に別れを告げ、下り始める時が来ました。Andermatt/Hospentalへ向かって下り始めてからの道が地図とは違う感じでわかりにくかった。

2000m超から1400m強(Andermatt、Hospentalともに高度はほとんど同じです)まで下ります。くぅー膝に来る。また、8月中旬のこの日は刈った草が放置されていて、わかっちゃいるけど滑る!下りで滑ると危ない!

Hospentalの町が近づいてきた。その先、山と山の間を進むとGothardpass。

Andermattより30分早くつくはずのHospentalに下りる(16時位)。この日も暑かった。途中からビールのことしか考えてない。町の中心は線路を越えた反対側。Hospentalは石畳のある昔からの宿場町。HospentalからOberwaldに列車で戻る。

遠方にはAndermatt。列車が山をジグザグに登っていくのを眺める。その先にはOberalp。

写真は2015年8月中旬に歩いた時のもの。

地図は https://map.wanderland.ch/ から引用しています。

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