前回はLutry(リュトゥリ)から西方向のLausanne(ローザンヌ)へ向かいましたが、今回はLutryから東へVevey(ヴヴェイ)まで。この一帯はLavaux(ラヴォー)と称され、湖畔からの斜面にブドウ畑が広がっています。
前回に引き続いてLutry駅(標高380m)から湖畔へ下り、Villetteまで湖畔を。
今回は4月下旬の風景。
VilletteからCully、St-Saphorin、Veveyへと続く道は70番のVia Francigenaと3番のPanorama-Alpinの道と共通です。また、Lutryの駅から線路の上方を歩く道もあり、こちらはまさにブドウ畑の「中」を歩く道になります。また、写真にあるように、ちょっとした散歩コースも設定されてますね。
湖に面して壁や生垣の向こうは一般のお宅、専用の船着き場があったりして、そこをぐるっと回ることも何回かありました。
狭い所や岩々の所もあります。
Lutry駅から15分。階段を上り、車道を進みます(歩道あり)。
Lutry駅から22分後。Villette駅の地下通路を利用して車道&線路の北側へ渡ります。この車道は結構交通量があります。
私が歩いた2023年の4月下旬、Cully駅から線路の北側の工事のため、本来のハイキング指定道(ハイキング指定道と言ってもハイキング専用道ではありませんよ)は通行止め(赤白のダンダラ線になっている)、上方のオレンジの太線が代替道となっていました。
この代替道、Villetteの集落を抜けた後、ブドウ畑の中の道を上っていきます。
Villetteの集落を振り返ったところ。真ん中の時計台付きの建物は昔の学校
現在は工事が終わり、元の道が再び通れるようになってるので、このようにVilletteを見下ろすことはありません。この時はGrandvauxの町がある高さより少し低いところを通っています。
ちなみにVilletteの北側、上方にはGrandvaux(標高489m)の町があり、Lutryから湖畔に下りない方のハイキング道Terrases de Lavaux (113番))を選ぶとAran、Grandvaux、Riexとやはりワイン産地をつないで歩くことができます。標高が湖面より100mほど高い所を歩くTerrases de LavauxはRiexのあと下って3番、70番の道と合流します。
Cullyの駅に向かって下りていきます。
駅の反対側に抜けると昔からの建物が連なるCully旧市街に出ます。
写真と歩行は2023年4月下旬