Biaschina峡谷、先史時代に起こった大規模な地滑りで谷が非常に狭くなっているところ。
超峡谷を通るとなると鉄道の線路は心躍る線路クルクルですね!お待ちかね、Piottio Schluchtに続いて(だいぶ昔だわ)Biaschina Schlucht(Schluchtは峡谷)のループです。この二つの峡谷は狭くて急傾斜、峡谷を境界線に気候が変わりLevantinaの谷はAlta、Media、Bassaの三つに分かれます。Biaschina Schluchtから南は明るい太陽が待っている、かな?
Chironicoをあとにして、Giornicoへの道を進みます。途中、舗装道路から離れる時の看板の⑦の表示が間違ってたけど、S.Nicolao教会方向、左方向に向かいます(2013年とだいぶ昔の話なので今は違うかも)。
更に、表示がないかもしれないけど二股に分かれた道では左側のお堂が見えるほうの道を選びます。ところどころお堂ががある道を下ります。
途中見晴らし台があり、谷側の奥を眺めると、
Biaschina峡谷。真っすぐに一番上を走るのが高速道路の高架橋、viadotto della Biaschina。谷底からは110mとスイスで二番目に高い!ちなみに1位はVaud州にある、高さ115mMenthe川にかかる高速道路の橋です。Viadotto della Biaschinaは1979~1983年にかけて建設されました。全長645m。ジグザグに高度を稼いでいるのは一般の車道でAnzonicoへの上り道。鉄道線路は2回転して高度を稼いでいますが、大部分はトンネルの中。
貨物列車が通りました。くるりと一周して上部の線路に出た。このページ2枚目の地図で分かるように、このループがある鉄道線路のずっと東にGalleria di base del San Gottardo、2016年に開通した鉄道トンネルが通ってます。よって列車が見られる頻度は減っただろうな。路線バスが通る一般車道は川に沿うように走ってます。
だいぶ下りたところでローマへの巡礼者の聖地、San Pellegrinoの教会。中には入れなかったが内部はやはりフレスコ画で飾られてるそうです。
ここから木々越しに見えるループ。あ、本当に気候が変わったのかもしれない。天気が良くなっただけかもしれないですが。San Pellegrinoからすぐ、下りたところがCaradenca、ここにはブドウ畑がありました。ブドウが作れる気候と標高。この辺りは標高486m。Gottardo峠もAiroloも遠い。高速道路をくぐったら
Gironicoの町が見えてきました。
歩行と写真は2013年10月中旬
コメント
アップダウンがかなりあるからきつかったでしょう。山の途中で中世のフレスコ画教会というのか感動ものですね。山の上の方、雪かかってますが結構寒かったのでは? 素敵なコース、写真で堪能できました!
ありがとうございます!そうなんですよ、この前々日に峠の反対側を列車で通った時は標高の低いところでも雪の中でした。