Via Francigena(58)ビルヌーブからEau Froide沿い

Villeneuve(ビルヌーブ)から真っすぐ南へ。1時間弱でRoche(ロッシュ)へ。

長々と続いた湖畔歩き。楽しかったけど、ついに湖から離れて次の段階へ!

10年前、湖畔を歩き通した後、湖畔から90度に離れるこの方向板を最初に見たとき、私は軽い興奮状態にありました。

Villeneuve駅のホームから

方向板の向こうには駅。駅ホームからはこの景色(ブドウ畑)。おお、あの山登って行くのかい!—違います。

違いました。駅の反対側に出てからは、これまでと同様に南方向へ、線路沿いを歩きます。山には登りません。両側が山ではあるけれど、平たい広い平野を歩くんですね。なーんだ。ちなみに写真に写っている線路は本線ではなく、この先にある車両の新造や修理を担う工場から本線に入るための引き込み線。

こちらは本線。ジュネーブとBrigをつなぐ、Simplon(シンプロン)ライン。

これが車両工房。以前はボンバルディアの工場でしたが、数年前からは、複数の鉄道会社が共同で運営している整備工場。

高速道路の下をくぐり、大型商業施設の駐車場を突っ切って進みます(道路沿いに歩道がちゃんとあるので突っ切らなくてもいいのだが)。ここ、ホームセンターHornbach、家具関連、格安店、廉価系アウトドア店デカスロンなどの大型店が軒を連ねるところです。日祝日以外はトイレ休憩できますね。

駐車場のその先から、ようやく舗装路を離れ、

Eau froide(冷たい水)という名の川沿いを歩きます。

Eau froideはこの先のRocheの東側の山を源流に、最後はレマン湖に注いでいる川。

ショッピングセンター群を振り返ったところ。屋外射撃訓練場、さらには黒焦げの外壁だけの建物があり、物騒な気分になりますが、その建物は消防士さんなどの訓練用なんだそうです。

右手には高速道路、Rennazの病院、牛たち。遠くにレマン湖と背後の山も見えます。

生ゴミを堆肥にしてバイオガスを生み出す施設。さらにPETボトル再生工場と続き、場末感が出てきた頃には次の町。

Villeneuveから1時間弱でRocheの町に入ります。

おまけ写真:ちょっと上から見たVilleneuve。高速道路と工場地帯と手前にはブドウ畑。正直言ってVilleneuveーRoche間はVia Francigenaの完全踏破を目指す人以外はスキップしても全然かまわない区間だと思います。

写真と歩行は大部分が2023年9月中旬

https://www.myswitzerland.com/en-ch/destinations/villeneuve-vd/

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