Elm (2) 黒板、スレート、義務教育の開始

Elmの町。Schwandenからのバス路線が北から南西に。右端の青■はバス停ではなくロープウェー駅。緑の太線は2本のロングトレイルで、バス道に並行してあるのは後述するVia Suvorow。ロープウェー駅を経由して北東に続いているのがスイスを横断するハイカー憧れのVia Alpina。

こちらはSchiefertafelfabrik Elm:スレート工場。

Elmの東側の山Tschingelbergの崩落部分からスレート(薄石板)が発見され、1861年より本格的に採掘が始まりました。スレートは屋根瓦としてもですが、学童が学校で使う個人用のミニ黒板、それに鉛筆に使われました。工場は1874年にスイスでの義務教育が始まると急成長。

スレートはSernftal東側の山側各地で産出され、Elmの他にEngiにも大きな工場がありました。Elmの工場では1985年まで少人数での生産が続き、今はElm、Engiの両工場が博物館として見学ができます(未訪)。HPはElm、Engi両方が合わさって記載されています。工場としてはEngiの方がずっと大きいみたいですね。

こちらはElmの観光案内所Gaste-Info Elm。壁のボートが黒板なんですね。元々はZentnerhausという1799年に建てられた建物。この通りのホテルのレストランなどでも案内ボードに黒板が使われています

スレート工房はメイン通りからSernf川に下りる道沿い。Sernf川に沿って町からロープウェー駅の先までちょっと行ったところ、もしかしてこれがスレートかしら?と勝手に思った水辺の石。

昔の学校Altes Schulhaus、1842年の建。今はSardonaユネスコ世界遺産関係の研究展示施設 Besucherzentrum UNESCO。

ついでにこちらが現役の学校。学校の他に町の色々が入った複合施設のようでした。

Pfarrhaus(牧師館、1807~1808年建)

Ehemaliges Pfarrhaus(こちらの先代の牧師館は1595年に建てられ、Elmで最も古い牧師館)

古くてチャーミングな建物が続きますが、Suwarowhaus、Suwarow将軍が1799年10月5~6日にかけて泊まった、とあります。

建物の向かいにはSuwarow将軍像。この方にピンとくる方はいらっしゃいますでしょうか?

Elm、Engiのスレート工場跡の博物館:https://landesplattenberg.ch/

Elmの歴史背景(ドイツ語)Elmが所属するGlarus Sudの公式HPから:https://www.glarus-sued.ch/portraet/doerfer/elm.html/3769

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