Via Spluga (3) 吊り橋 Traversinersteg

地図上端の城跡Burgruinから赤丸がついた緑線がVia Spluga。片側がずっと崖ですね。

城跡からしばらくはこのくらいの道幅(地図では実線)。私は高いところは平気なんですが、人によっては怖いかな。ほとんどの道はこのようにそれなりの幅はあるんですけどね。道は岩ゴロゴロではなくて歩きやすいですが、高所恐怖症の人は止めましょう、とわざわざガイドブックやサイトに注意書きがありますからね。高いところが苦手な方へのバリエーションとして対岸のハイキング路(赤の線)が推奨されてます。

そして実はThusisを出るとバス停はViaMalaまでありません。峡谷を挟んで向かいに一つあるけど峡谷を渡れるところは限られています。しばらく崖の本当に際を歩きます。

St AlbinとSur la Valの間、地図上で青い線(川)を渡るところ深くて狭い谷があります。

一つ目の橋はAclasuratobelbrucke(Punt da Suransuns)は40m長。写真ではちょっとしか見えてませんが。

ここを過ぎると道幅はこのくらいに狭まります(地図では点線)。ただし崖からだんだんと遠ざかりますのでそれほど怖くない(私は)。

もう一度Thusis方向を振り返る

最初の見せ場の長吊り橋は、地図の下方の谷Val Traversinaを渡る際。

Traversinerstegの二代目で2005年に架け替えられたもの。1996年に架けられた初代は岩崩落で使えなくなったらしい。

橋の長さは56m。反対側の岸との標高差が22mなので階段状の板を上る感じになります。私の写真ではすごさがあまりわかりませんが、下のサイトでは全編ドイツ語ですが、写真で初代の橋と二代目の橋の構想から建築過程がわかります。結構な手作業。

http://www.traversinersteg.ch/index.html

ハイキング道は段々と川に近づいていきます。高所が苦手な場合は対岸の道が代替道としてありますが、この道が合流するあたりで

青い水がすぐ下に

しかし狭い、峡谷の名に恥じない

バス停Viamala-Schluchtは「Viamala峡谷」の意。次回はここを。

右上、はるか上方に車道。Viamala-Schluchtの手前で高速道路A13はトンネルに。

写真と歩行は2013年8月下旬。今地図を見たところ、城跡からViamalaまでハイキング道は峡谷の両側とも土砂崩れの影響で通行止めになってますね。バスは大丈夫のようです。

ThusisからViamalaまではVeia Traversina(Crossingロマンシュ語でCrossing Path)との名のハイキング道としても紹介されてます。

Viamala地区の公式観光HP(ドイツ語とイタリア語のみ)

https://viamala.graubuenden.ch/de

Copyrighted Image

error: Content is protected !!
テキストのコピーはできません。