Via Gottardo (8) 今日の一皿 Solothurn Torte

Olten周辺。赤丸がついた緑の線がVia Gottardoのハイキング道。北西から川、川を渡ってOlten駅。地図はhttps://map.wanderland.ch/

上にあるのはOlten周辺の拡大地図です。。赤丸がついた緑の線がVia Gottardoのハイキング道。北西から歩いてきてAar(アール)川、川を渡ってOlten駅。駅からまた川沿いを歩くのですがその前に!
駅前の鉄筋の橋を渡っていると向こうに木製の屋根付き橋(1803年建造)が見えます。ここからの写真は2019年5月末(つい最近)に撮ったもの。2012年に歩いた当時、天気が悪くて写真があまりに暗かったので、久しぶりに訪れてみました。木製橋に隣接して旧市街があります。地図では丸く建物が密集しているところですね。ハイキングコースに忠実に歩くと通らないのですが、ハイキングの途中にそれらしき所があったらちょっと寄ってみることをお勧めします。外壁が見もののレストラン&ホテルRathskeller(地元民はChöbuと呼ぶそうだ)。
反対側はこんな感じ。こっちが表側かも。スイスの「街」のほとんどは小規模ですが、ハイキングの途中や終わりに憩うにはちょうどいい大きさです。いや本当に大したことないんですけどね、他の国々に比べたら。
さてOltenを訪れた目的の一つが”Solothurn Torte”を食べる(そして写真を撮る)ことにありました。OltenがあるSolothurnと周辺で食べられるケーキ。Albert Studerが1915年に考案したケーキはヘーゼルナッツが入ったビスケット生地、バタークリーム、そして何故か一般的にJaponaisと呼ばれるヘーゼルナッツが入ったメレンゲが層になってます。そう、ドイツ語圏でもフランス語で「日本」を意味するJaponaisなんですよね。

一切れ(4.8CHF)の他に大小の丸ごと形状でも売られてます。Studer氏はお菓子が甘さ控えめ、軽めになるよう改良したそうで、実際このお菓子は重くない!Solothurnの町では数軒あるカフェの入り口にでかでかとこのケーキの看板があったような記憶があり、それに比べるとOltenではこのケーキの存在は控えめなのかもしれませんが(行った日が祝日で開いてるカフェが少なかった可能性もあり)、それでもOlten旧市街にあるパン屋兼ケーキ屋兼カフェSuteria(Solothurn州内に何軒かある)で食べられます。こちらは全国的に売られている「Japonais」という名のクッキー。スーパーなどで一箱3.3CHFくらい。ナッツ入りのメレンゲでクリームを挟んだものをそう呼ぶらしいですが、詳しい由来をご存じの方がいらしたら教えてください。

橋の入り口

橋の中(というか上)屋根付き橋は2019年に行ったときは改良工事中だったのでこの写真は2012年

スイスの郷土の食べ物のサイト内でのSolothurnケーキについて

Solothurnのケーキ屋Suteriaのサイト

Solothurnのケーキ屋Hoferのサイト

Swissmilkのサイト内のケーキのレシピ

Helvetibox内でのケーキ解説

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