ここ十数年でスイスに住む人たちの食生活は変わりました。かと思うと、その人の年齢、住んでいる地域によっては昔ながらの食材、食事で魚は滅多に食べないという人も多かったりもします。今日お見せするのはコテコテのVaud州人でしかもご年配の方が作ってたサラダでして、勧められて食べたら美味い!しかも何と、材料の赤レンズマメのパッケージの裏に載ってた(現在のパッケージ裏には違うレシピ)レシピでした。”Salade de lentilles exotique”、エキゾチック、異国風の豆サラダですよ!スイスで売られてる商品には3か国語で説明つけなくてはならないので字が極小で読む気がしなかったけど、そんなところにそんなレシピが載ってたとは。MIGROSというスイスではものすごく一般的なスーパーで売られてる商品ですが、まさかこのスーパーに料理を教わるとは、ものすごく不遜な上から目線で接していたわ、レンズ豆とMIGROSに。悪かった!ではレシピそのまま全訳:
1.赤レンズ豆300gを水250mlに入れ、小匙半分の塩を加えてとろ火でで5分煮る。
2.ココナッツミルク250mlとカレー粉小さじ1杯を加えて更に5分。鍋を火から離して10分休ませる。
3.レモン一個分の皮と果汁、砂糖大匙1、ニョクナム(魚醤。確認したら私が使ってたのはナンプラーだった)大匙2杯、ごま油小匙1を、レンズ豆がまだ熱い(温かい)うちに加える。
4.コリアンダーを数本刻んで加える。新玉ねぎ1個を薄切りにして加える。冷めてから食べましょう。
そのままバクバク食べても、他のサラダや肉に添えても。ココナッツミルクって今まで使ったことなくて、他にどう使えるのかしら、と日本のサイトで検索してもこの豆サラダについては言及がなかったので、ちょっとご紹介した次第です。レンズ豆とココナッツミルク以外の食材については一つ二つ欠けても問題ないでしょう。あ、魚醤とカレー粉は味の鍵かも。煮る時間「5分」もグツグツしてからか何なのか不明ですが適当にやってます。豆の歯ごたえが残る位のゆで加減も美味しいです。お好みで。