Via Sbrintz (20) Walserのあとをたどり、イタリアへの道を歩き始める

Zum Lock(標高1346m)そばのハイキング道の分岐をNufenenpass、Griespassの二つの峠の方向にとります。Zum Lockそばの教会は1687年建立。谷間の舗装道をバスがNufenenpass まで走ります。

Ulrichenの街並みともお別れです。

最初の方は、狭い峡谷、切り立った川岸のすぐ横を歩きますが、

Aarenästで視界が開ける広いところに出ます。舗装路を横目にひたすら歩きます。ここは6番、40番、49番のハイキング道の共通部分です。

Ladstafel(標高1925m)に来ました。1761年の記述がある石橋があります。ここは登り路の踊り場的な地形にあり、Ladstafelはladen, abladen, amladen (英語だったらload、unload、loadー荷物を担いで、降ろして、また担いで)から来ているとも言われ、昔はここで一泊することも多かったそうです。

Ladstafelにはバス停があり、また夏期にはチーズ製造小屋が営業してますが、食事処やトイレ等はありません!

Ladstafelを上から見たところ。蛇行し始めた舗装路を横切ってどんどん上りましょう。

Altstafelは登り口。舗装路を離れ、今までとは違う険しい中を「登ります」。

一部、岩と岩の間を通るようなところもあります。この辺りは既に標高2100mを越えています。
前方に風力発電の風車が見えてきました。

振り返ればよく上ったなあ。毎度おなじみのジグザグの舗装路はNufenenpass(標高2478m)へ向かう道、峠の先はTicino州、イタリア語圏なので、Passo della Novenaとイタリア語も併記されてます。

一度、左へ折れる49番の道との分岐がありますが、40番のVia Sbrinzは右手へ登ります。

アスファルトの道に出ました。アスファルトの道から上ってきた道を見たところです。このように表示がしてあります。

この舗装道を左に続けるとバス停Griespass Abzw(標高2303m)があります。このバス停からNufenenpass(標高2478m)のバス停まで上って、そこからAiroloへバスで抜ける手もありますね。

Zum LochからLadstafelまで参考所要時間2時間半くらい。LadstafelからGriespass直下の舗装路までは人によりますが、2時間程度、ここからは15分くらいでGriespass Abzwのバス停に行けます。

ここからGriespassまでは45分くらいなので往復して戻ってきてバスに乗ってUlrichenに戻ることもできます。Griespassを越えてイタリアに入ってしまうと当分の間バス路線はありません。

地図はhttps://map.wanderland.ch/から引用しました。

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