Via Sbrinz (6) EngelbergからTruebsee

Engelberg(エンゲルバーグ、標高1004m)を出発します。Engelberg駅前のハイキング方向標示板は立派。地名が沢山あるからと言ってそこまでコースが多いというわけではないですが、その気概は買う!下に地図もあって良し。

ケーブルカーとロープウェイの二路線が見えますが、夏季はケーブルカーのみ

Engelberg駅から15分歩くとケーブルカー駅です。鉄道駅のトイレは有料ですが、ケーブルカー駅のトイレは無料、しかもこちらの方がトイレの数多いです。トイレはゲートの外にあるので、ケーブルカーに乗らなくても利用できます(本来の使い方ではないけど)。憶えておいて損はない、ロープウェーやケーブルカー施設(駅)のトイレは多くの場合無料です!しかもハイキング時には遠くからでも目立つ大きな建物。これはロープウェーはスキー時の使用を前提にしている、からですが。

ケーブルカー、今日は乗らずに歩きます。前を通り過ぎると分岐があるので左へ。ケーブルカーが登ってく山を足で登ります。ちなみに右手はGlafenortからの道です。

尚、Engelberg駅からより直線的にTruebseeロープウェー駅を目指す別ルート、1番の道Via Alpinaもあり、こちらはTruebseeまで2時間35分。登りがきつめ。地図上だと、Via Sbrinzの道はEngelberg駅からまず西に向かい、円を描くようにTrubseeに向かっています。

Engelbergの町が下に。

森の中に入ります。出だしはきついですが、頑張って登りましょう。

かなり高度を稼ぎました。今日の目的地はTrüebseeですが、まずはUntertrüebseeを経由します。ここには一軒宿レストラン、Restaurant Untertrübseeがあります。ここで食べたお昼のメニューを次回ご紹介します。Unterは「下」の意味で、Oberが「上」になります。

どんどん上る。森林限界点を超えると草と岩になります。

カウベルが遠くに、近くに聞こえます。

Windegg-hutte (1699m)、建物の前に並んでるのが、搾った生乳をいれる容器。Alpage(夏の間高地で牛を育てる)やってます。

Truebsee標高1771m 貸しボート等ありリゾートです

Trüebsee(標高1771m)に着きました。ここにはロープウェー駅が二つあり、二つは少し離れていますが立派な道で結ばれています。一つはEngelbergとTitlisを結ぶロープウェーの中間駅、もう一つはTrüebseeとJochpassを結ぶリフトの始発駅です。EngelbergとTitlis間はケーブルカー、ゴンドラ、ゴンドラ、と二回乗り換えるのですが、Trüebseeが途中にある区間は4人乗りのカプセルゴンドラです(冬場ここは大スキー場なんです)。Trüebseeで降りる場合は、中間駅で減速して扉が開いている間に素早く自分で降りましょう。スキー場にある、あのタイプです。グズグズしてるとそのまま終点まで連れてかれます。Titlis駅まで行くと標高3000mを越えていて、そこまで行くと氷と雪の世界なのでハイキング路はありません。

Truebseeのロープウェー駅からEngelberg方向を眺める

Engelberg駅 (標高1004m)

↓ 15分   ↑15分

Engelbergロープウェイ駅

↓ 55分   ↑35分

Unter Trüebsee

↓ 110分 ↑65分

Trüebsee(1771m)

EngelbergからTrüebseeまでは5.9㎞。上記の各ポイントにはレストランがあり、また各ロープウェイ駅ではトイレが使えると期待できます。

なお、Truebseeの地名はeありのTruebseeとeなしのTrubseeが現地でもサイトでも混在しています。検索では大抵どちらでも引っかかります。

食事および宿泊ができるところ(Engelbergを除く)食事時間以外は飲み物のみの提供の可能性があります。宿泊施設内には宿泊者以外も利用できるレストランが併設されてます。

Untertruebsee: Restaurant Untertrubsee http://www.untertruebsee.ch/

Obertruebsee: Restaurant AlpstubliとHotel Trubseeが二つのTruebseeロープウェー駅のそれぞれにあります。どちらも湖畔。ホテルの表記はBerghotel Trubsee、Truebsee Alpine Lodgeの二通りあります。www.truebsee.ch/

Truebsee:  Huethutte 山小屋。6月中旬から8月末にかけては牛180頭を育てる小屋として使われるので、宿泊を希望する場合は直接電話して申し込む。連絡先についてはサイトの「SOMMER=夏」をクリックして確認。食事の提供はないが、キッチンで自炊ができる。というか自炊必須。宿泊は大人30CHF!秋から冬にかけてはスキー場至近の山小屋となる。https://www.hueethuette.com/

http://www.sac-pilatus.ch/huetten/hueethuette-skiheim-truebsee/

Engelbergと今回紹介した山域について、ロープウェーの運航状況、ちょっとした地図、パノラマ地図、観光情報、天気、イベント、それに「Accomodation&restaurant」からホテルに加えて長期滞在にも便利な貸アパートやゲストハウスなどの宿泊施設や食事処も調べられます。 http://www.engelberg.ch/en/

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