Juf(1)ユフ・最果ての村

Via SplugaはThusisからChiavenna(イタリア)までの道。

6月末、Juf(ユフ)という集落に行きました。2013年にVia Spluga(赤丸付き緑線)を歩いた時、途中のAndeerで雨に降られてしまったので、Andeerからバスに乗って終点のJufまで往復しました。その時のバスからの車窓、Jufの最果て感が記憶にあり(悪天候のせいもあって)、いつか再訪したいと思ってました。

Thusisからはレーティッシュ鉄道のAlbula線が走っていて、Tiefencastelの高架橋ループの連続で斜面を駆け上がっていく、あの路線です。今回はJufに滞在して最終日はBivioまで歩きました

ThusisからはAndeerまではバス。Andeerで乗り換えてJufまで53分。一日8往復。Avers谷沿いを走ります。左側の薄紫の逆V字の線はイタリアとの国境。湖はダム湖。

Jufの人口は現在は30人ほど。標高2124m。年間を通じて人が常駐している村としてはヨーロッパで最も高い標高に位置するそうです。

宿は複数ありますが、個人で一晩から泊まれる宿は2軒。他には週単位やグループで借りられる宿があります。

バス停すぐから上に見えるのは、多分Jufで一番古い建物かと思われます。確証はないけど。

ここはバス停から来た車道を戻った所にあるホテル&レストランのテラス席。反対側の家々の扉の上の壁には鹿だか何か、狩りで得た獲物の頭部の骨が飾ってあります。この辺りは狩猟が盛ん。

Jufの集落から川に向い、川を渡り、川の向こう側に見える川沿いの道を歩いて、バスで通って来たAvers谷を歩きます。なお、この谷に沿ってある集落はAversという自治体に属しています。

しばらく行ってJufを振り返ったところ。川の名はJufer Rhein、ユフのライン川。

全部歩くと320kmに及ぶ、長大な35番のロングトレイルWalserwegが谷を貫いています。Walserと呼ばれる、元々はValais/Wallis州の東側から東へ東へと移動してきた、独特のドイツ語を話す人たちの歴史的経路をたどるロングトレイルですが、本日はそのほんの一部、3時間ほどを歩きます。

歩き始めて30分、次の集落が近づいてきました。

歩行と写真は2025年6月下旬

Avers自治体のサイト:

https://gemeindeavers.ch/tourismus/

Viamala地域の観光サイト:

https://en.viamala.ch/inform/destination/avers-ferrera-sommer.html

Walserweg全行程:

https://schweizmobil.ch/en/hiking-in-switzerland/route-35

WalserwegのJufとInnerferreraAversの間は19㎞、6時間

https://schweizmobil.ch/en/hiking-in-switzerland/route-35/stage-9

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