道に迷った、と思ったら(3)ハイキング道を示す現地の表示

地図に載ってる<公式>ハイキング道ならば、分岐はもちろん、道の途中に随時黄色の菱形(険しい道では赤白の縞)のマークが出てくるので、これらマークを追っていけば目的地に着くはずです。

これはライトな感じの牛柵。この手の柵は「私有地だから入るな」ではなく、牛の移動を制限するためのものです。取っ手がついてるので(黒いの)これで開けて、通った後は必ず閉める

地図上で黄色の線の道では黄色の菱形が、リュックを背負って杖を持った人や州の紋章が描かれている金属板が貼ってあるか、ペンキで描かれています。

また赤い線の山道ハイキング道では白地に赤線のマーク。

人々がハイキング開始点としがちな駅、バス、ロープウェー駅のそばには地名と方向と参考所要時間を示した表示板。ナンバリングされた道は緑の数字で。よく見ると、山道の印(赤白)が地名方向板の先端にも付いてます。

私は滅多にお目にかからないけど青の道の方向表示板

たまにSuisseMobileに載ってる以外の地元主催のテーマ道があって、そういうのは黄色以外の表示板で案内されていることがあります(時折混乱も見られる)。

ハイキング道(自然の中の道とは限らない)で2方向以上に分岐しているところには、上の写真(三叉路になってる)のような地名入りの方向板。駅など重要場所以外では所要時間は書いてないかもしれません。

これは「こちらへ曲がれ」の印。

そのまままっすぐ進む場合はこのようなまっすぐ表示か、柱などに黄色菱形印がついてるので、お、この道でいいのね、と安心できます。

林の中の道。左矢印マークがついてます。森の中の山道が分岐している場合、正しい道がある側の木などに黄色菱形印がついてます。

茶色の表示板は「麦の道」という独自のハイキング道だが多くの部分で黄色の道とかぶっている

まず最初に方向をしっかり確認し、先々で黄色の菱形や赤白縞マークを確認しながら歩けば目的地までたどり着けるはずです。

舗装路を横切って小道へ下りていく

とは言っても、様々な要因で、道を外れたり迷ったり不安になったりします。可能性の一つとして考えられるのが、現地での表示の不備、もう一つが表示の見落としです。当たり前だーと思われるとは思いますが、次回は表示の見落としについて。

草原にうっすらと、これも道。点のように見えるのが人。草刈機も使うけど、人力も大事。ものすごく大変なお仕事。

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