St-Mauriceから南へ歩いています。
Verolliezの教会堂の南側の緑地から、Les Emonetsの住宅街を眺めた所。左の一番高い頂はDent de Morcles。
Les Emonetsの住宅街を通り抜け、Bois Noir(黒い森)に入ります。Emonetsの住宅は比較的最近の家ばかり。まっすぐ森の中を進んでも良いし、少し回り道してEpinasseyを通ると、ここは昔の建物が道沿いに並んでいます。
Epinasseyの旧小学校。
EpinasseyからBois Noirに向かいました。
石を積んだ「壁」はMurgeresといい、牧畜用の緑地と畑地を分けていたもの。
Bois Noirから北側を眺めると、写真右下端にVerolliezの教会堂の隣のピンク色の建物、そして崖の上にはVerossazの家々が見えます。
Bois Noirを貫く川はTorrent de St-Barthelemy。Torrent(急流)との名があるように、かつて西側上流のDents du Midiの頂が崩落した際には、崩れた岩や氷河が土石流となりBois Noirや、森の西にあるLa Rasseの集落などに大きな被害をもたらしました。
Bois Noirはそうして何回もの土砂や氷の流入から森が再生し、現在は植物多様性の森として貴重な場所なのだそうです。
森を出て、
Evionnaz(エヴィオナ)の町に入ります。
写真と歩行は2021年4月初め、2024年2月上旬
St-Maurice観光サイトからBois Noir:
https://www.saint-maurice.ch/tourisme/bois-noir-715.html