Splügenから高速道路におさらばして真南に、Splügen峠。そこが国境。緑の線(Via Spluga)の左の赤の線に沿って点在している青四角のマークはロープウェイ駅。この一帯はスキー場。
バス停マークが峠:Splügenpass(ド)、Passo dello Spluga(イ)にあります。一見ここがバスの終点のように見えますが、バスはVia Splugaの終点Chiavennaまで続いています。イタリア内だからか地図に青◆マークが載らないのですがバス続いてます。ただし、ハイキング道はMontesplugaからIsolaまでバス道とは離れたところを歩きます。つい先ほど調べるまで私はSplügenからのバスはMontesplugaでお終いだと思い込んでました。ここでバスはしばらく(10分くらい?)停まるので、その記憶があったからなのかな?
バスは画面左端にちょこっと写ってる青の車体、イタリアの路線バス。2013年にSplügenから乗ったときは切符は運転手からユーロで払って購入。翌年2014年にはSplügenのバス乗り場の近くの窓口で購入。ユーロでもスイスフランでもOKでした。写真はMontespluga。イタリアなので、イタリアの警察の車両。
Via Splugaの道はスイス・イタリア共同で2001年に整備が完了し、Montesplugaにこのように2011年の10周年記念のロゴが貼ってありました。左に地図と茶色のVia Splugaの表示板。両国でとても大切な存在として認識されてるのが感じられました。といっても、Via Splugaの存在が地元以外でどの程度知られているかは不明。どちらの国でも今では「中央から離れた辺境の地」ですから。現在の辺境は以前は辺境ではなかったけど。
バスはChiavennaまで2時間、国境まで25分。二国にまたがって走りますが、なるほどのイタリアを走ってる距離のほうが断然長い、なるほどイタリアの路線です。ところがこのバス一日に3本しかなく、しかも朝方2本の後は、ずっと間があって夕方に一本。私、この日のうちにスイスの西の端のジュネーブに帰らなければならない都合上、Montesprugaまでバスで行って、そこからSplügenに下りることにしました。本当は登って登って峠!という方が達成感あるのですが・・・写真はMonte Spluga(標高1905m)からのLago di Montespluga(標高1900m)の眺め。
10:45、Monte Splugaから北へ、峠に向かって歩き始めます。
イタリアご飯食べたかったけど(Monte Splugaの街を振り返る)、ホテルの朝食をたらふく食べたばかりなので道を急ぎます。
ハイキング道の東側にはクネクネ車道。上ってますね。
この敷石がある道を馬車が通ったのですね。
四頭馬車で落ちないように走らせるにはそれなりの御者技術が必要。
車道はまっすぐに。
しつこくもう一枚。この手の道が出てくると嬉しい。
この辺りはだいぶ狭い。
ここなどは草道。
12:02 峠(2114m)のすぐ近く。
嘘のようだがスイスの牛2頭がお出迎え。牛の向こうに見える黄色のハイキング表示板には峠の表示。
歩行・写真は2013年8月末
SplugenからChiavennaまでを走るイタリアのバスSTPSのサイト:http://www.valchiavenna.com/it/muoversi/Orari-Autobus-Valchiavenna.html
Val Chiavennaのサイト内にあった、Via Splugaのハイキング案内のPDF英語です。http://www.valchiavenna.com/prospetti/ViaSpluga_Info_en.pdf
Via Splugaの一回目の記事に載せたけど、もう一度載せようVia Splugaのハイキングサイト:https://www.viaspluga.com/en/itinerario/via-spluga/