欧州熱波2026年6月

スイスの生活

6月27日18時40分、スイス各地の気温(最低と最高)。28日は更に上がった

日本のニュースでも報道されているように、この10日ほどヨーロッパの北西部は強烈な熱波に襲われています。スイスも例外ではなく、北西部のバーゼルでは6月の最高気温を塗り替える39度(6月27日)。この週末はバーゼルでは3年に一度のヨーデルフェスティバルが開かれており、日本からの参加もあったようですが、暑かったですね。スイスなのに日本より暑いとは・・・お体ご自愛ください。

冷房装置の広告

Climatiseur「クーラー」は室内に、壁に据え付けではなくこのように床置き。

私が住んでいる場所はそこまでではなく最高で34度。最初は湿気が低いのでそれほどひどくない、と言い聞かせていましたが、熱波が継続するにつれ、蓄積した熱がじわじわと効いてきました。昼間の35度以上はこれまでもありましたが、歳を取ったこともあってか、夜間に気温が下がらないのが体にこたえます。6月下旬は一年でも最も日が長い時期で、北欧ほどではないにしても夜遅くまで太陽が沈まず、夜の9時を過ぎても強い日差しが背中に刺さる!

そして暖気はこうして窓から室外に!壁に穴を開けるわけにいかず、室外機置く場所も無し。雨戸を下ろし日差しを遮り、更に冷風装置を取り付けた家の窓

ヨーロッパの一般家庭にはクーラーがほとんどない事実が重くのしかかります。昼間は公共交通機関の中や大型商業施設内で涼むことが出来ても、夜になっても続く暑さをどこでしのげばいいのか?昔、日本で、このクーラーが壊れたらコンビニで夜を過ごすしかないなと思ってましたが、スイスでは24時間営業のコンビニ無いしなあ。映画だって週末でもなければそれほど遅くまでやっていないし、って中島みゆきの「悪女」の歌詞が唐突に思い出される・・・

扇風機!左上のはハンディタイプですね

今のところ団扇と扇子でしのいでいましたが、そろそろ扇風機か何か買わなければならなくなるかもしれません。今までスイスの暑さ対策として、室内を太陽光が温めないように窓の外を鎧戸などで覆う等の方策を書いてきましたが、まずは商業店舗、少しずつ個人宅でも冷房装置が見かけられるようになってきています。

左上は卓上タイプの「扇風機」。右下は冷蔵庫。その他のは羽を使わないタイプなので「送風機」となりましょうか

本格的なクーラーの設置は個人では色々と難しいけれど、電器店の広告では手軽な器具が提示されてます。現在新築されてる集合住宅でもクーラーの設置が前提になってる建物はまず無いと思いますが、そうした前提も変わっていくのでしょうか。本格的な「クーラー」ではないにしろ、広告にあるような冷却装置が全家庭に入る頃、スイスの夏の外気温は一体どうなっているのでしょうか???そして氷河は、万年雪は?それらを利用する水力発電は?あまり想像したくないですわ。熱波は予報によると29日の月曜日までにはひとまず収束するそうなのでそれを願いつつ、皆さんご無事でよい夏をお過ごしください。

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