Romont(ロモン、地図右下)はLausanne(ローザンヌ)とFribourg(フリブール)をつなぐ鉄道の間にある町で、以前ステンドグラスの美しい教会巡り散歩をご紹介しました。今回はRomontの北西部にある3つの町Seigneux、Villarzel、Marnandを歩きます。
東側にはLausanneからFribourgを経由してベルンに至る鉄道(Glâne川沿い)、西側にはほぼ平行にLausanneからMurtenを経由してPayerne(パイエルン)への鉄道が走っていて(Broye川沿い)、2本の川の間、しかもFribourg州に挟まれたVaud州の町々で、バスが通っています。
Seigneux(標高570m)は現在はMarnandと共にBroye川流域の他の町と合併してValbroyeとなっています。Broye川はSeigneuxの西側を鉄道と平行に流れています。
小学校だった建物ですが、現在は一般の住宅になってるようです。
Henniezの町の東にある谷沿いの森には「Anciens Bains」と書かれており(最初の地図)、温泉?の跡があったのかと思いましたが特に何も発見できず。Henniezはミネラルウォーターで名が知られており、Pavillons des sources(源泉)の表記も地図上にありますが、こちらも特に分からないまま通り過ぎました。
今回はHenniezの町に寄らず、そのまま歩いてVillarzelに入りました。道沿いに家々が連なる街町という形式ですね。特徴のある家。
売りに出されていたホテル&レストラン。残念!1年半経って、今のところホテル&レストランとしての再開はないようです。
立派な農家の建物。一昔前はSeigneux、Villarzelなど近隣の町は第一次産業に従事する人が大勢を占めていましたが、現在は別の町に通勤するために住んでいる人が大半。
VillarzelはSeigneuxとは異なり、すぐ隣の2つの集落を併合してVillarzelの町名をそのまま残してます。後述するように、Villarzelだけは独自の歴史背景があります。
小学校の建物だけど、ここもまた現在は学校としては使われていません。
裏側は柱が美しい凝った造り。
全体で見るとこんな感じ。
通りをどんどん進むと、
奥に塔らしきものが
塔と右手に墓地。
Villarzelにはローザンヌの大司教の館が建てられ、13世紀には城壁に囲まれたBourg(町)を形成していました。地図だと北側の端、現在の町の端の小さなですが、まずはここが最初に町としてつくられました。
塔から少し歩くと、奥に教会の塔が見えます。
相当古そうな形状の教会!塔に鐘が直にぶら下がってます。鐘はVaud州の教会で最も古いもの。この教会では1910年に、州で初めて女性に牧師任命の投票が許可されました。
町の西側を通る鉄道の先にあるAvenchesはローマ帝国の遺跡が残る、つまりローマ帝国時代から栄えていた場所ですが、VillarzelはローマとAvenchesを繋ぐ経路上にあり、やはり古代から人の往来に重要な場所でした。
しかしローザンヌの司教と周囲を治める諸侯との間の紛争から、Villarzelの城壁町(小さいけど)は何度も焼かれ、現在残るのは塔と教会のみ。塔はベルンがVaud州を統治していた時代には牢獄、Vaud州が独立した1802年以降は、貧民向け住居として使われるも現在は入場不可。現地に歴史解説板あります。
Villarzel(標高622m)から谷沿いの道を下りるとMarnand(標高477m、現在は合併してValbroye)。こちらの学校も現在は民家の様相。
Marnandから歩いてGranges-Marnandの駅付近まで行くと食事処がありました。
写真と歩行は2024年9月中旬























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