地図を眺めていたらとても変わった道を見つけてしまった。オレンジ色で描かれたハイキング指定道。なんというクニャクニャしてることよ!
VernayazにはCFFと右端のMC(Mont Blanc- Chamony線)の2つの別々の駅があります。赤の線がMC線の線路で蛇行してトンネル抜けて斜面を上っています。そしてオレンジの細かい細かい曲がり道は鉄道に先立ち運行されていた、四頭馬車のために開設された道の跡。
Martigny(地図外、地図の右下方向)駅からモンブランの麓Chamonyまで現在は鉄道モンブラン・シャモニー・エクスプレス(モンブランエクスプレス)が運行されています。Martignyからはモンブラン・エクスプレスに加えてCFFとサン・グラン・ベルナール峠へと3本の鉄道が出ている交通の要所ですが、今回はVernayazからFinhautまでの馬車道ロード(Route des diligences)を歩きます。まずはSalvanまで。
Vernayazは以前Via Francigenaで通りました。駅から山の斜面に向かって歩き、地図でCEとあるのは発電所。Salvanのまた先、この山の上にあるEmossonダム湖からの水を使った水力発電は鉄道のために供されています。発電所建物のすぐ上、斜面上に右上に向かっていく線が見えます。これはMartignyからSalvanへ向かう道路。鉄道ではないです。
発電所の横から森の中に入っていきます。
幅広の道。地図で見ると超クネクネしていて不安になりますが、何といってもホロ付き馬車、しかもお客を乗せた馬車のための道。
傾斜を最小限にするためのカーブ。実はとても歩き易い!
上方に見えるのは線路。
下りてくる線路の下をくぐり、その先でまたカーブして、
先ほど上に見えてた線路の上に出ました。実は、この日は線路補修点検のため列車運行はお休みでSalvanーMartigny間はバス振替。列車の姿は拝めません。というか、このコース線路と徒歩道との邂逅はほんのちょっとです。線路はこの先(上)でトンネルに入ります。
写真と歩行は2024年11月上旬
Route des diligences案内、一帯の観光サイトから:https://www.valleedutrient.ch/en/route-des-diligences-viacook-fp262