Orsieresから4時間半、Boug-St-Pierreまで歩きます。公共交通機関、この区間はバスですが、バス停の間隔が開くようになってきました。ちなみにこの区間のバスは一日に8往復。
Orsieresの南から、Dranse d’Entremont川は二手に分かれ、西側はDranse de Ferret川となります。我々が歩くのはDranse d’Entremont川の方、Entremont谷。
そして２つの川に囲まれた山塊。町はずれまで南に歩き、
山腹を上って行くと、やがてOrsieresの町を見下ろすようになります。
左側のピークはBonhomme（2436ｍ）。Bonhomme（いい人！）はCatogne（2598ｍ）と同じ山塊、すぐ南にある頂。Catogneはこの方の陰に隠れてしまっています。右寄りの真ん中、ずーっと遠くに尖がってるのはFullyの北側にあるGrand Chavalard（2901）じゃないかと思います。
しばらく歩いて東側を見ると、州道が延びている広めの谷。向かい側は傾斜が緩やかで牧草地が広がり、小集落が点在。
振り返って、Catogneが属する山系とその東側の谷、前段階歩いてきたOrsieresの北側の谷
谷の向かい側に対して、傾斜がきつめのこちら側は森。森の中の道を川まで下り、川沿いを歩いていきます。
Dranse（Liddes）の入り口まで来たところで川を横断、向かい側だった谷の斜面を上って行きます。
Dranse（Liddes）を見下ろしながらどんどん上ります。なるほどDranseの上の斜面は緩やかで牧草地が広がっています。急斜面＝森林、緩やかだったら牧草地。
Liddes（1348ｍ）もまた
ローマ帝国の時代からの街道町。
道沿いの連なる古い建物の他に、観光。リゾート用の大型の建物も。ホテルやレストランあり。
現在の役場の建物。1891～1951年の記述あり。
木造の建物も混じります。
歩行と写真は2021年8月下旬
自治体LiddesのHP：https://www.liddes.ch/