Via Francigena (90) Orsieres

SembrancherからOrsieresまでは2時間の行程。城跡の教会堂に寄ったからもう少しかかるかな。

見晴らし抜群だった丘から下りてきています。

La Garde(標高87m)の集落を通ります。教会堂。Garde(警備、管理などの意味)の地名から、城を守る地でもあったのかしら。

標高800m以上のところをずっと歩いていきます。左側にDranse d’Entremontの川と線路が走っています。

Route Napoleon(ナポレオンの道)の表示、ナポレオンが馬車軍隊を連れて利用した道。1831年に、ここより下に州道ができるまではメインルート。ナポレオン以前にも、ケルト人、ローマ帝国の兵、無名の人たちが通って来たわけですが、

サラセン人と呼ばれるアラビア半島からの遊牧民、イスラム教徒がValais州を制圧、972年の夏、イタリアから帰る途中にこの辺りを通行中だったCluny修道院の修道院院長と、法王の相談役Saint Mayeulという重鎮二人が身代金目的で地域を治めていたサラセン人に誘拐され、ヨーロッパ中を震撼させました。11世紀初めから始まる十字軍遠征の直前ですね。Valais州でもこれを契機にサラセン人をアルプス以南に追いやることになります。

ここの放牧地でつくられるチーズはValais州の誇り、ラクレットチーズ。

これまで線路よりかなり上の方を歩いていましたが、線路を渡り、

川を渡り、Orsieresの街中に入っていきます。

Dranse d’Entremont川。

Orsieresの街の標高は887m、Sembrancherの724mから徐々に上ってきました。

昔からの町並みは、川と斜面の間の細長い部分の街道沿いに展開。

左にちょっと見える建物は、町の規模の割には大きい教会

古くからある、黒い木の壁が特徴的な家も混ざっています。

Martignyを出発したSt-Bernard Expressの路線、Orsieresが終点です。写真はMartigny駅で10年以上前に撮った列車で、当時はセントバーナード犬が描かれていました。今はSt-Bernard Expressという名称はあまり使わないのかな。Orsieresからはいよいよバス。

駅前には地域密着スーパー、ハイキングではよくお世話になるVolgあり。駅の近くに食事処あり。駅にトイレあり。

これはバスから撮ったOrsieresの町外観(2013年7月)

歩行と写真は大部分が2021年6月下旬、Orsieresの街中の写真の一部は2013年7月のものもあります。

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