Colline de La Cité(Citéの丘)から更に北へ、更に高い所へ。スイスを横断するハイキング道4番のVia Jacobiは、スイスを出てスペインまで続くヨーロッパ横断巡礼コースですが、そのスイス部分のそのまたごく一部、3時間ほどの道のり(赤丸付き緑の線)を今回歩きます。
Citéの丘の北端から一旦下り、連続する次の丘を上って行きます。地図の左下にColline de la Cité(標高537m)。赤で囲んだ青四角がLausanne, Tunnelのバス停。
Colline de la Citéの最北、Château St Mairieの右横の道を
下ります。
交差点に出ました。ハイキング用ではなく車用の表示ですが、茶色の看板でSauvabelin、Hermitageへの表示が出ているのでその方向へ。大きな街中によくあることですが、Lausanne駅からここまでは黄色のハイキング表示板がほぼ無いです。ガチャガチャした街中では、あっても目立たないし。Lausanneの場合、ここのすぐ近くの「Tunnel」バス停からお馴染みの黄色の方向表示板が始まります。「Tunnel」はメトロ駅Ripponneのすぐ近く。
道路を挟んだ中央の白い家から右に入る小道に黄色の方向板が見えます。またこの左にTunnelバス停へ降りる階段があり、
これがその階段。かなり降りますね。下りた先にTunnelのバス停、その先にRipponneのメトロ駅。つまりそこからこの標高差。
実は2枚前の写真では白い家の前を右に折れて土の道を上るはずでしたが、現在道の横の壁が崩れているのを直している最中とかで
舗装路での迂回を強いられています(赤の線を記入)。
迂回路を歩いている途中で出てきました。
階段を上っている所。
Fondation de l’Hermitage。大木の陰になってますが。庭がきれいな美術館。この左側に
一時的に通行止めになってますが、本来は右から土の道を通ってここまで来るはずでした。さあ、ここからは正面の道を上って行きます。
すぐ横で大型建物建築中のクレーン。
振り返ったところ。木々は全部果樹で、夏から秋には杏やリンゴがたわわになります。
上って上って。レストランChallet Suisseを過ぎて、右手に小さな教会堂。
標高644m。
展望が効くはずが、この日はモヤがかかって駄目でした。晴れてたら湖や遠くの山々が見えます。
歩行と写真は2023年4月下旬