La Chapelle-sur-Furieuseから森の中の道。これが長かった!
分岐には表示。右側の道の横の木に
このように✖印。こっちの道ではないですよ~
ようやくOnayの集落。
数軒家があるだけでした。
右側、ずっと下に車道。歩いているのは昔 MouchardとSalins-les-Bainsの間を結んだ軽便鉄道の廃線跡で、サイクリング&ハイキング道。
両側を崖に挟まれた部分も。
サイクリング道が終わると、信じがたいほどの交通量。しかも大型トラックが多いこと多いこと!今まで本当に唯の一人も歩行者に出会わなかったのに、いきなりの車の洪水。相変わらずほぼ誰も歩いていないけど。途中、高台に移転新築されて間もないTherme温泉施設の横を通る。8月のシーズンなのに開館時間が限られていて(平日は午後のみ)行けなかった。
17時近くになってようやく、昔からの建物が並ぶSalins-les-Bainsの中心地に着く。相変わらずの車の往来には閉口したがホテルの部屋の防音はバッチリでクーラーもあった。レストランもホテルも沢山あるが、なかなかの観光地らしくレストランによっては早めに行くか予約した方がいいところも。
このコース、目を見張る絶景があるわけではないです。塩水輸送パイプラインの長大さを体験し、先人の苦労に思いをはせるという歴史的意義はありますが、輸送管の跡がほとんど残っていないのが残念。
朝から心配だった空模様。何とか雨が降る前にSalins-les-Bainsに着き、やれやれ。このコースの推奨歩行時期は3~11月とあるけれど、標高が250m前後で、夏場は相当暑そう。晴れてたら辛かっただろうなあ。数日前まで数か月間全く雨が降らなかったので草地も森の中も枯れ色でカサカサ。しかも曇天で写真映えは悪いけど、この日の雨と曇り空はありがたかったーーー
結局、途中エスケープができるのはPort-Lesneyのみ(と言ってもPort-Lesneyから5㎞歩いて駅に出れるというだけ)。食事処、トイレ休憩ができるのもPort-Lesneyのみ。今思うとPort-Lesneyでゆっくり昼ご飯を食べてたらSalins到着が夜になってたかも。上り下りはわずかだし、危険個所も無し。標識も目立つところについていました。私はフランスではスマホの地図アプリが使えないので(スイス内のみで有効な料金プランでスイス以外では無料WIFI頼み)、紙地図持参でした。Arc-et-SenansからSalins-les-Bainsの間を歩いたが、途中の地名付き表示板には必ずしもこの2つの地名は書いてなかった。いや、ほとんどの場合もっと近場の地名しか書いてなかったので、途中通過する地名の予習は必要です。
ガイドブックによると、Arc-et-SenansからPort-Lesneyまで8.5㎞125分、Rennes-sur-Loueまで4.1㎞60分、La Chapelle-sur-Furieuseまで2㎞30分、La Voie Verte(鉄道跡のサイクリングコース入り口)まで6.7㎞100分、Salins-les-Bainsまで2.3㎞35分。
歩行と写真は2022年8月下旬