Vuiteboeufから1時間、Baulmesに着きました。
今回のように東(右)側から町に入るとチーズ製造販売所があり、自動販売機が店先にあるので営業時間外でも購入可能。
Via Francigena(緑の太線)をたどると町の中心は通らず、そのまま駅から駅の南へと、早々に町を離れます。
実は前回(2019年)にはBaulmesの北側の山を下り、町を南北に通る道から町の中心を通りました。上の地図で小さいですが、黒で描かれた建物が連続している部分が昔からの建物が連なる部分で、ちょっと不思議な雰囲気があったのを覚えています。山から下りてすぐのところ(地図の上端)にはChâteau(シャトー、城とあるけど有力者の館程度)、その左に教会の印があります。VuiteboeufもBaulmesも教会が町の外れにありますね。町の中心には教会かと紛う大きな建物がありますが、それは町役場で1900年代初めの建築(写真無し)。都会だったら大したことのない建物ばかりですが・・・ちなみにフランスから山を越えてBaulmesへ度々襲撃があったそうで、かつては北端には防御の門があったそうです。地味に12~16世紀の建物が残っています。
Baulmesの駅から南へ。町の外はすぐに畑作地帯。
Baulmesを振り返ったところ。Yverdon-les-Bainsを出発した列車はVuiteboeuf、Baulmesまでは平坦ですが、Baulmesからは山の斜面を西に東に大きく蛇行しながらSte Croixまでの標高差400mを上っていきます。
Baulmesの標高は631m、しばらく行ったところで少し下ります。
Les Consuites Dessus(標高571m)の辺り、白い建物はバイオガスの処理施設らしく、発生した熱をエネルギーにしている、などと説明板がありました。
牛。後ろに見えるのがJura山地。
Rancesの町(標高565m)。ここの教会は町の中心にありました。
去年(2022年)は突き当りにレストランがあったようでしたが、今(2023年1月)確認したら閉店したか?のどかに見えますが、この町を通過する車の往来は相当なものでして、車があれば近隣のもっと大きな町にすぐに行けるので、カフェレストランの存続はなかなか厳しいのです。以前は住居と職場が同一の町で飲食店も買い物の店も地域密着でしたが今はここに住んでいても職場は別ということが多いですし。一休みしたいハイカーには厳しい!
趣味の学校写真。
趣のある建物(個人の趣味ですが)
歩行と写真は2022年5月末