Cevio (1) Valle Maggioの町

前回までのVerzasca谷に続いて今度はValle Maggia、Maggia谷を訪ねます。右端に縦(南北)に何色ものラインがあるのはGottardo峠から続く大動脈:鉄道(赤の細線)、高速道路、一般道が束になってます。Biascaから右端に切れてますが太文字のBはBellinzonaですね。その左に山を挟んで白のライン。北端にはSonogno。Lavertezzoまで歩きました。その左の薄黄色のラインがMaggia谷を走る道。白のラインより幅が広い道で、Locarnoから1965年までは鉄道が走ってましたが廃線になり今はバスが通ってますが、ああここは鉄道が通ってたなという気配(道が広くてまっすぐ)がします。

SonognoからLavertezzoを歩いた後、Cevioに来ました。Cevioからさらに北へとバスは続きますが、西方向イタリアとの国境間近への路線が分岐しています。最果ての町の名はBosco Grin。Boscoはイタリア語、Grinはドイツ語と二つの名を持っています。イタリアを挟んでここから西へずずーっと行ったスイスのWallis地方の訛のきついスイス弁ドイツ語の中でもこれまた独特の言語を話すWalserは各地に移住しましたが、Bosco Grinもその一つ。Ticinoの最高地にある集落にして唯一のドイツ語圏の町。ここへ行きたいがためにCevio、もとい宿泊したのはCevioからBosco Grin方向へのバスの最初の集落Linescioですがそれは別の話。

前書きが長くなりましたがCevio。バスを降りて第一印象が「遠近感が間違ってるんじゃないか」。3~4階建ての建物が並ぶ後ろにそびえる山の高さ・・・そしてここ、平らな土地が谷にしては結構広い。La Piazza、広場の周りを19世紀の建物が取り囲んでいます。

しかもバス路線がCevioから分岐しているようにMaggiaとRovanaの二つの谷&川が分岐している=合流している地なので通商路的に重要な地でValle Maggiaの中心町。よってVerzasca谷にはなかったような建物の連なりと豪勢な建物さえも!

ひと際目を引のがPalazzo del Pretorio。16~17世紀の建築で1798年までlanfogtiという治世者の公邸でした。壁一面に17世紀後半の地域の紋章が描かれています。Lanfogtiは2年任期で1513年から1798年にかけて、少なくとも159人のVallemaggiaと、この北のLavizzaraを治めるLanfogtiが住んでいました。

門は18世紀後半。

広場から北に進み、Cevio Vecchi(古いCevio)にある教会は12世紀の創建でMaggiaとSornicoと並び谷で最も古い教会の一つ。1875年の大改装はカリフォルニアに移民したSevio出身者からの寄付によって。

教会の手前にはMuseo di Vallemaggia=Vallemaggia民俗博物館があります。

博物館は元々は1630年に作られたFranzoni家の邸宅でした。隣り合った二軒の建物に分散しており、このように間を小径がつないでいます。

博物館にあった「歩く地図」ものすごく充実していた。

私がスイスで訪れた博物館の中でも特に印象に残っています。とにかく貧しかった。男が移民(短期・長期とも)に出た後を守るのは女たちで、短命だった。ジャガイモ以前は栗で命をつないでいた。石はとにかく重要で、石で鍋を作るビデオを見た。とにかく食えない土地だったと繰り返されており、見入った。

ところでMuseoには歩く地図が沢山ありました。持ち帰って引っ越しを重ねながらも今も手元にあります。上の3つはこれからお話しするCevio、CevioのGrotto、Linescioのもの。それ以外もMaggia谷行ってみたい!と思わせるものばかりで(個人の感想)、じつはこれらのパンフレットにひかれてMaggiaに再び舞い戻るのだが、それはともかく。これら紙媒体のガイドマップは現在サイトからダウンロードできます:https://www.ascona-locarno.com/en/what-to-do/hiking/stone-paths

画面を下にスクロールして→The soapstone in Vallemaggia以降→の後の各行をクリックでダウンロードできます。

https://www.museovalmaggia.ch/files/prospetto_grotti.pdf

地図付きガイドは多くがイタリア語とドイツ語でしか書いてないのだが(今ならパソコン上でいくらでも翻訳できますね)カラーの「Cevio e i grotti」だけは英仏語でも訳されてます。上の地図、下端の赤の建物がMuseoの2軒ある建物、そこから表示板に沿ってGrottoを巡ります。

博物館の建物のすぐ裏が斜面になっているので上っていきます。

Grottoは以前Via Gottardoで書きましたが、岩を利用した穀物を貯蔵したり、パンを焼いたりした倉。温度が一定に保たれるので今でも貯蔵庫として使われていることもあるし、レストランとなっていることもあります。GrottiはGrottoの複数形。このような岩屋が沢山あります。

町の建物を眼下に。それにしても切り立った垂直な山肌。

というわけで次回Grotto巡り。

写真と歩行は2014年5月初旬

歩くマップCevioのGrotto

https://www.museovalmaggia.ch/files/prospetto_grotti.pdf

Ticinoの公式観光サイトからVallemaggia:

https://www.ticino.ch/en/travel-inspirations/vallemaggia.html

https://www.invallemaggia.ch/it/sentieri

Vallemaggia ハイキング

https://www.outdooractive.com/en/list/vallemaggia-hiking/117567640/

https://www.ascona-locarno.com/en/what-to-do/hiking

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