2019年9月に開館したのがLausanneの新しい美術館。
駅を北(湖側の反対)に出てすぐ見え、その名も Platforme 10、10番線の意味です。実際は9番線ではなく1番線の隣だけどね。
州立美術館(Musée cantonal des Beaux-Arts)は以前は駅から少し離れた街中にありました(そしてショボかった)。今回駅の隣、昔の鉄道車両基地があったところに移り(相当広くなりました)、写真の直方体の建物がそれ。奥にクレーンが見えるように、建築途中の建物があり、近い将来に写真美術館(Musée de l’Elysée)と近代アート美術館(MUDAC)が移ってきます。これら二つの美術館はそれぞれ今年9月と6月の特別展まで無料、その先はしばらく移転のため休館。車両基地があったところ、だから輪転台が残ってるのだ!振り返ると駅。美術館内から。正面もギャラリーなどになるそうです。
開館の半年くらい前にあった一般公開。まだ作品は何にもない状態。天井高いです。そして線路に面した側の窓からの眺め。電車見放題。運行間隔は日本よりまばらですが。天気が良ければ湖と対岸の山も見えるかな。ちなみにこれから2030年にかけて駅と駅周辺の一帯の大改築が行われます。写真に写ってる建物は多分取り壊されるんじゃないかな。
これは電車から撮った写真。線路と建物の間は激近で入れないのでこのショットは電車からしか見られません。こうしてみると昔は車両基地だったことがわかりますね。この部分は当時からのオリジナルでしょう。(写真は2019年4月、2020年1月)
毎月第一土曜日はPlateforme10を始めとするLausanneの多くの美術館は無料で入れます。