ワーグナーの家とSammlung Rosengart

Luzern(ルツェルン)はスイスでも超有名どころの観光地です。ですが近頃問題になっているのが「観光公害」。大きくはない街にびっくりするくらいの台数の大型観光バスがやってきて、嵐のように去っていく・・・そんなわけで前回までLuzernの街中ではなくLuzernを拠点に近郊のハイキングコースを歩きましたが、今回は美術館、博物館を3か所だけご紹介します。

Sammlung Rosengart

画商だったRosengart父娘はピカソ、クレー、マチスなど画家からの信頼が厚く、彼らの作品を扱っていましたが、自分の家に所持していた名作を寄贈してできたのがこの美術館。ピカソは全時代まんべんなく、クレーは晩年の小さい作品だけど実に沢山。私はベルンのKleeセンターよりこっちの方が好きかも。Kleeセンターは建物と周囲の環境が素晴らしいのでBernの駅から散歩しながらそこまで行ってみるのをお勧めしますが、Kleeの研究センターとしての役割もあり、特別展などはクレーの作品が生まれた背景などを特集していることもあり、一般のファンが見たいあの作品、じゃなかったりする。それもまたクレーですが。Rosengart美術館のすごいところは月曜も開館しているところです。カーニバル(日付は年により異なる)以外は年中無休。こじんまりとした建物(1924年に建てられた元スイス国立銀行)ですが中身は全部名作。駅から至近。Rosengart(娘)さんの「芸術を全ての人に」の願いによる美術館で、所有絵画のガイドツアーなども頻繁にある。

Richard Wagner Museum ワーグナーの住んでた家

風光明媚。湖畔。こんなきれいな景色を見ながら何でまたあのような重厚な作品を書いたんだ?1866~1872年の6年間住んでいて、「ニュールンベルグのマイスタージンガー」を含む作品を作曲。1813年生まれだから53歳からの6年間か。

ワーグナーが6年間過ごした家 簡素

子だくさんだったにしては手狭な家かな。バイロイト音楽祭を監督することになる息子Siegfriedはこの家で生まれてます。Luzern駅から湖畔を南に歩いたTribschenというところにあります。

スイス交通博物館

いつかはと思いながら実は行ったことがないのですが、Via Gottardoのガイド本によるとスイスの交通路、道を知るには最適とあります。鉄道、船、飛行機、車と、なんでもあるそうな。国全体が「通り道」なスイスの成り立ちを知るにはこの国の「交通システム」を知っておくのもいいでしょう。独仏伊語に加えて英語での解説もあります。博物館や美術館に行っても特定の言語でしか説明がないことも多いのですが、この博物館に限っては「全スイス」を謳ってるだけあってバッチリです。それでも今日にいたるまで私が行っていないのは、入場料が高い!こともある。全館に入れる券は大人が56フラン!交通博物館だけなら32フランだけど。スイスチョコレート博物館も併設してあってこれらにも入ろうと思うと56フラン。ここはLuzern市内ではなく、ちょっと離れた隣町にあります。最寄り駅は「Verkehrshaus」つまり博物館名が駅名になってます。Luzernから船に乗っても行けて、港の名前が「Verkehrshaus-Lido」。船からドーンと見えます。

赤丸がついた緑の線がVia Gottardoのほぼ全長。矢印部分がLuzern。結構歩いてきましたね。

そろそろロングトレイル Via Gottardoに戻りましょうか。上の地図で赤丸がついた緑の線がVia Gottardoのほぼ全長(南の部分が一部画面からはみ出ています)。矢印部分がLuzern。結構歩いてきましたね。

やや拡大図。中央の複雑な形をしている湖の左端がLuzern。湖を船で渡り、いよいろ山の中に入っていきます。白く見えるのは氷河です!

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