馬の品評会&市ーMarché concours national de chevaux(3)

会場周辺は本当に草地が広がっているのですが、午後になるとグラウンドの外では馬、馬車など様々な形態の「馬」が足慣らしを始めます。

土曜、日曜ともに一日の最後を飾ったのはガチンコ馬レース。上の写真はレースではなく、その前のデモンストレーションですが、ピンクと水色のスカートは主催者が用意した「昔の衣装」です。レースでも女子はこのスカート着用が必須!

最初は先導の元、全員で揃ってグラウンド一周の後、一斉にスタートしてレースの始まりです。この日、地元民の元小学校の先生と隣り合わせ、解説してくれたところによると、レースに出場するのはジュラ産、あるいは招待州の馬に限られ、乗り手も主に地元の子供たち。レースは鞍や鐙なしなので翌日はお尻が痛いとか。これは昔、放牧させていた馬たちを、一日の終わりに連れて帰ったことの名残りだそうです。放牧させてた馬なので鞍も鐙もなしの状態のを乗りこなすわけです。

完走、入賞により賞金がでるけどなかなか枠がいっぱいにならなくて主催者が前年の出場者に電話かけたりしてるんだよね。プログラムには選手のフルネームと町名が載ってるので、皆あの家の子だーってわかるんだよ、と語ってくれました。
レースは他にもポニーが引いてるのか?というのから、多頭建て馬車、重量級などいろいろあります。

古代の格好をして走る(衣装は主催者用意)というのもあった。二人乗り。
これは重量級。

写真で観客の多くがかぶってるオレンジの帽子は電力会社が配ってたもの、白の帽子はPMU(フランス競馬場外馬券協会)で、HONDAが帽子につける羽飾りを配ってました。
もうお腹一杯、というほど一日馬を見ることができます。帰りはChemin de fer du Jura、ジュラ鉄道で帰りましょう。沿線はとてもきれいな眺めです。

なお、会場から駅への道に並んだ屋台に「馬肉ステーキ24CHF 」があったことを付け加えておこう・・・

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