スイス交通システム(4)続・車窓から楽しむ Les Pléiadesとtavillonnage

Veveyから50分、標高1361mのLes Pléiades(レ・プレイアード)に着きます。料金はVeveyから片道18.8フラン。 https://lespleiades.ch/

←前回と同じ元の地図はこちら:http://www.infosnow.ch/~apgmontagne/?lang=fr&id=146&tab=map-su

拡大できます。5月から6月にかけて群生する水仙(narcisse)の開花状況も見られます。

前回のRochers-de-Nayeは後半部分が険しい「山!」風景で歩くのにもしっかりした靴が必携だったのに対し、Pleiadesは終点の一つ手前のLallyまではゾーン内、家が点在していて緑が深いです。

Les Pleiadesの駅には券売機が無いので(2017年7月現在)ここから乗る場合には乗車後車掌さんの所におもむき切符購入のこと、とあります。しかし!我々が先月乗った時には平日で人が少なかったからか、最後まで車掌現れず・・・でも駅を大改装していたから近々機械が導入されるかも。PleiadesからLally駅までは線路沿いを歩いてすぐです(15分くらい)。Les Pleiadesに着いたら進行方向の先、左側の丘に登るか、ちょっと先にあるレストランのテラスからの眺めが綺麗です。

近辺のハイキングコースの提案はこちら。

http://www.id-rando.ch/poles/les-pleiades/

https://lespleiades.ch/balade_ete.html

このうち、地図上にもあるTenasses(Reserve naturelle des Tenasses)は自然保護区になっている湿原です。冬場はスノーシューができ、夏場は美しい植物の宝庫となります。Les Pleiadesから歩いて40分くらい。

木道を歩くようになっています。2017/07

この地図上にある「Refuge」(Tenassesの斜め右下)、これはハイキング途中に時々見かける避難小屋・山小屋(無人)です。急な雨などの際にちょっと中で雨宿りする分には構わないと思いますが、バーベキュー施設などの備えつけの設備を本格的に使用したい場合には事前に役場を通して使用許可を取ることが必要です。よくグループで利用しています。外のベンチやテーブルなどは自由に使用できます。

とても綺麗な屋根のrefuge

Les Pleiades近くのrefugeは、とても美しい建物です。通りかかることがあったら屋根を見てください。これはtavillonnage(タヴィヨナージュ)という手法で、ローマ時代から18世紀くらいまでは主流でしたが現在は瓦にとってかわられています。Vaud州やFribourg(フリブール)州などのチーズ小屋や山小屋や別荘にまだ残っています。

木の板をビシッーと並べて釘打ちしてあり、2m平方に250枚の板を使用しているそうです。板と板が接しない様に僅かな隙間を開けてあり、これにより雨水は流れるけど染み込まず、かつ通気性がある優れものだそうですが、なにせ防火の面と作業の大変さから急激に減りました。耐用年数は屋根で40~50年、似た形式の壁で100年。このrefugeはまだ新しそうなのと、Les Pleiadesからの車窓で新しくふき替えている建物を先月目撃したので、まだ当分の間はこの辺りで見ることが出来るでしょう。

http://www.fromagerie-alpage.ch/EN/tavillonに説明が(英語)

http://www.lebendigetraditionen.ch/traditionen/00113/index.html?lang=enの下の方に屋根ふき替え作業の写真が載っています。

これは上記のrefugeとは別の建物。緑の中の一軒家。

これは壁の例。この近所ではなくStans(Nidwalden州)で。

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