ハイキング道の歩き方 その1

駅やバス停、あるいは町の中心には標識があります。 駅から出ても、見当たらない場合はちょっと動いて探してみましょう。大抵は見通しの良いところにあります。スイスの鉄道は一部を除いて改札がありませんが、反対側の出口かもしれませんね。事前に線路のどちら側に歩きだすのか、心配だったら地図で把握しておきましょう。実はこの出だしが結構肝心。

左の写真は標識と一緒に地図がついているタイプ。

目指す地名と、目安となる歩行時間を確かめましょう。この時、必ずしも自分の目指す最終目的地名が載ってるとは限りません。途中にどんな地名があるのかを確認しておくと安心です。

地名の横に、バスや鉄道のマークがついてたらそこから列車やバスに乗れるわけです(バスは要確認)

スイスでは駅と町の中心は離れていることが圧倒的に多いです。駅とは別に町の中心地、役場や教会前にも表示があることが多々です。どうしても駅で見つからない場合は集落の中心を目指すのも一手です。中心地には大抵教会があり、教会の尖塔は遠くからでもよく目立ちます。

写真の左側のえんじ色の標識は自転車道の表示。歩きの道は以降、黄色の表示です。

ハイキング道上には黄色のひし形が適度に表示されています。木にはペンキで、切り株や人工物には金属板が付きます。

道の分岐や入り口はこんな感じ。森の中の分岐だったら気に矢印が表示されることも多いです。

黄色ひし形のほかに赤白マークがあります。ちょっと険しい道、地図上では黄色ひし形が実線に対し、赤白マークは点線であらわされます。

たまに、畑地帯を通る道に多いのですが、地面に矢印がペイントされてることがあります。標識ポールがあると大型の農作業車の通行の邪魔になるからみたいです。

一度、雪が地表を覆っていた時にこれが見当たらなくて苦労しました。畑作地帯を通る時はちょっと思い出してください。

通って大丈夫な柵、通ってはいけない道については改めて紹介します。

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