こんにちは。
スイスは7年目、西部のフランス語圏の町に住んでいます。スイスの生活は大変なことも多々ありますが、文句なしに気に入っているのは網の目のように張り巡らされた「歩くための道」が整備されていることです。自然の中を歩く、山道だけではなく、集落間を結ぶ畑や森の中の道、鉄道や湖を眺めながら歩ける道、昔々ロバの背でチーズやワインを運んだ、スイスを縦断して国境まで伸びる道など、ロングトレイルにすっかり魅了されました。
スイスは物価が高いのが難点ですが、バスや鉄道が隅々まで発達しているので車なしでも、女一人でも気軽に歩けます。また道標が整備されているのも心強いところです。
憧れの氷河鉄道、世界遺産のブドウ畑、バスであっという間に通り過ぎてしまうあの絶景、そのすぐ横をハイキング道が通っていて、思いのままにゆっくり歩けます。
私が蓄積した歩くためのノウハウを、自分で歩いてみたいと思う皆さんにお伝え出来たら、と思っています。
このブログはスイスを訪れる皆さんに、せっかくなら最大限楽しんでもらいたい!と思って書きますが、最終目的はズバリ、日本でもそんなトレイルが増えることです。日本だったら美味しいもの、温泉、色々ある「いいもの」を結んだ素敵なトレイルができて、気軽に長い距離を歩けたらなあ・・・つまり私がもっと日本を歩きたい!からなのです。

コメント
はじめまして。夏にスイスに旅行する計画を立てていまして、色々調べているうちこちらのサイトに辿りつきました。
Swiss mobileの使い方やその他、スイスでのハイキングにまつわる詳しいお話、どれも大変助かります。
これから少しずつ、古い記事から拝読したいと思います。
感謝の気持ちをお伝えしたくて、随分前の記事へのコメント欄から失礼いたしました。
ドイツ語がご希望でしたらSchweizMobilでも。どの言語でも同じですが・・・
https://schweizmobil.ch/de/sommer
重ねての投稿、失礼します。アプリ名、間違えました。SwissではなくSchweiz(mobile)でしたね。
実は昔々(35年前)、チューリッヒ近郊に3年間、留学しておりましたのでドイツ語はなんとかなるのですが、今や多くの旅行案内やサイトは英語表記が多くて戸惑っています。
夏に行くJungfrau周辺やZermattのお店やホテルも、今はドイツ語が通じない従業員も多いとか…
英語苦手な私は今からビビっています。笑
レストランやホテルなどで働く人たちの実に多数が「スイス人、スイス育ち」ではないので、現地の言葉、つまりドイツ語が出来ないことも多いのです。これらの仕事は週末や朝早く、夜遅くまでといった普通の勤め人が休める時間に働くわけですからスイス人は敬遠します。ホテルの案内に「~~世代に渡る家族経営の小規模ホテル」とあったらドイツ語OKだと思いますが。
返信、ありがとうございます。
そのようですね。私も色々ネットで見ていて後から知りました。
ドイツからの観光客が「ドイツ語はできて欲しい」と書いていましたが、スイスといってもドイツ語圏でお仕事をするならドイツ語はできて欲しいというの、私も同感です。
話は変わりますが、日本も今、外国人の定住者が増えていて、あちこちでトラブルが起こっているようです。日本は言葉にしても文化、慣習にしても独特ですし、何よりハイコンテクスト文化ですから、なかなか大変です…
スイスは今や外国人労働者なしには回らない社会になっているのかもしれませんが、ここまでくるのにやはり色々な課題を乗り越えてきたのでしょうね。
日本は、きちんとした受け入れ態勢や覚悟ができていないのに現実の方がどんどん進んでしまい、問題山積です。
これはとても難しい所ですが、ドイツ語と英語の両方に堪能な人材がいれば問題ないですが、現実問題として超有名観光地の場合は、ドイツ語しかできない人と英語しかできない人がいた場合、採用されるのは英語ができる方です。北海道のニセコでも、英語が出来なかったら接客部門では雇ってもらえないのではないでしょうか。それこそ、レビュー欄に「従業員は英語が通じない 駄目レストラン」と書かれてお終いです。
私はフランス語圏で生活していて、ドイツ語圏に行くと、ドイツ語の練習しなければならないなあ、と思いつつ英語かフランス語を使っているのでツェルマット等でのドイツ語状況は分かりませんが、レストランやホテルの対応でしたら、どこもそれなりに多言語で対応が出来るのではないかと思います。
また35年前と比較する立場にはありませんが、一つ確かなのは、以前はスイスで外国人が働くのはとても大変で、スイス人なら職に困らなかったが、シェンゲン条約にスイスが加盟して以来、劇的に変わったのは事実です(人と物の自由化)。スイス人にとっては非常に厳しい時代です。若くて有能な外国人がスイスマネーに魅かれていくらでも働きに来るのですから。
有名観光地と異なり、スイスの一般社会ではドイツ語やフランス語等、その土地で話されている言葉が出来ないと日常生活に支障が出るし、社会に溶け込めないのは30年前と変わっていないと思います。以前スイスのフランス語放送の、英語習得について話し合う番組の最後で、聴視者から「社会に出てから、英語ではなくドイツ語の方が大事だったことに気づいた」との意見もありました。ツェルマット級の観光地ともなると、スイスであってスイスでない特殊な場所なのだと思います。
スイスでは、フランスから逃げてきたユグノーが時計製造の技術や料理をもたらし、150年ほど前からは実に大勢のイタリアからの労働者がスイスの鉄道、道路、トンネル、ダム、建物とあらゆる建造物の建造、あの斜面に広がるブドウの栽培に大きく携わってきました。スイスの繁栄は外国人労働者によっていたと言って過言ではありません。過酷な現場での事故や病気に遭う人も多数いましたが、彼らに対する当時のスイス政府の扱いは実に非人情的でした。
現在スイスで生きる人のうち、スイス外に起源を持つ人の割合は、日本人にとっては驚愕するほど高いです(今ちょっと数字が出てきませんが、検索すると何処かにあると思います)。スイスが、ドイツが、フランスが、外国人労働者に対して万全の受け入れ態勢で臨み、今現在問題が無いかというと全然そんなことは無いです。元旦にクランモンタナであった惨事で明るみになったように、スイスもどうしようもない部分がたくさんある困った国ですし。
おっしゃる通り、ツェルマットなどは世界中から観光客が集まりますから、英語が優先されるのはもっともですね。
外国から優秀な人材が集まることで国の経済が上向くのは良いことなのでしょうが、(就職など)地元民が不利益を被るような面があると悲しいですね。
経済だけでなく、文化の面でも色々出てくるかと思います。
日本は独自の文化があるので、さらに難しいと思います…