足腰は鍛えられてもこれは無理。若い頃にはほとんど考えなかったけれど今は真っ先に心配すること、トイレは有りや否や?
電車の車両内にはあるがバス内には無い。
駅:ある程度大きい駅にはあるが、有料化が進んでいます。1~2フラン。もしもの時のために、1フラン硬貨はあると安心。
昔はあったトイレが無くなっていたり、鍵がかかっていることもあります。心配なら列車内で済ましましょう。スイスの鉄道は基本的に改札が無いので駅のトイレは誰でも利用できます。だからこそ、利用のマナーがなってない状態が続くと有料化されたり鍵がかかる事態になるのですが・・・
街中では大型スーパーにある可能性が高いです。レストランが併設してあればほぼ確実。しかし近頃はレジで鍵を借りるよう掲示があったりして、本当に不便。
ハイキング途中では、ロープウェーやケーブルカーの駅にあります。これらは遠くからでも目立つので有難い。
トイレに関していえば、夏のスキーリゾート地帯は便利です。リフトとリフトをつなぐように歩けば高所なので花は綺麗だし眺めはいいし、シーズンにはレストランも多くが営業しています。リフトの稼働状況はサイトで事前に確認できます。
山よりもっと手軽なのが湖畔沿いのハイク。山の上の湖はともかく、市街地の近くにある湖の大半ではハイキング道が整備され、トイレが点在しています。車の往来から離れ、のんびりと歩くのが皆さん本当に好きなようで、レストランや軽食スタンドも大抵あります。標高の低い湖で日差しが強いと結構暑いですが。湖畔の船着き場のトイレ設置率も高いです(無人や小規模の所は除く)。
スーパーが無い小さな町や集落では?運が良ければ教会の近くに、まれに市庁舎とか町役場に付随してあります。それはもう感動的にうれしいです。バス停、教会、役場は町の中心にかたまって有ります。思い返すと、きれいな景色は忘れていても、有難かったトイレとの出会いは一つ一つ今でも鮮明に覚えています。
歩く地域によっては本当にどこまでもどこまでも何も無かったりします。最終手段としては、自然の中にて行うわけですが、たとえ畑作地帯の中であっても、ちょっとした森は点在しているので一時的に身を隠す場所はあると思います。森林限界を超える標高では本当に何もないですが。
ところで、水に溶ける「トイレット」ペーパーと違って、「ティッシュ」ペーパーというのは土に還るには相当の時間がかかるそうですね。スイスのティッシュ紙に至っては、さらに分厚いです。近頃のは特に「洗濯機で洗っても形を保つ」を謳っている!ということで、せめて紙は持って帰ろうかなーと思っている方には、ジプロックの中に新聞紙などを入れ、新聞紙の間に使用済みの紙を入れればその後の携行にも割と問題ないです。駅などでごみ箱を見つけ次第ジプロックごと捨てます。取り敢えずリュックに用意しておけば心が安心!
コメント
ティッシュの持ち帰り法、これ広めたいものですね!
ですよね!夏になると少しマシになりますが、冬場に暖かい室内から外に出た3分後にトイレに行きたくなるのはどうしたらいいのか?店を出る直前に行っておいても駄目な時は駄目ですね。