Bisse de Lentineは標高776mの所でSionne川から水を引き、ブドウ畑の中を4㎞流れた後、Diollyの道路下に潜り、Lac de Mont d’Orgeに注ぎます。1862年に開通。
Sionne川だけでは水量が足りなくなったので、1901~1903年にかけてBisse de Sionが掘られ、その上流のLiène川からSionne川に水が供給されるようになりました。
212番の道はBisseに沿って大きく迂回しますが、途中でショートカットしてDroneへ直接上るのも可能。
15時50分Drone着(865m)。13時にPont de Mont d’Orgeを出発してから、休みを入れて3時間弱。Mont de l’OrgeとLentineの2本のBisseを遡るハイキング道でした。
13時には超曇り空だったのが、途中から晴れて御覧のような青空。秋の空は気まぐれ。Drone周辺は車の交通量が多く、レストラン等は無し。肉屋でパンとワインを買い、バスに乗る。
バスを待つ間、周りを探索したところ、ここから更に上に、別のBisse沿いを歩く道が続いていました (Bisse de Tsampé, Bisse de Borzi, Déjour etc)。現在は使われなくなったBisseもあるけれど、Bisse沿いには維持管理のために道があり、歩ける。
Bisseの中で最も有名なのがGrand Bisse d’Ayantで、Droneの北東。標高1777mのダム湖Tseuzier湖から水を引いて垂直の崖の縁に水路を通している。Tseuzier湖までのバスでのアクセスは夏期の週末のみ。
歩行と写真は2022年10月中旬
Bisse de Lentine:https://bisses-valais.ch/bisses/bisse-de-lentine/
https://www.les-bisses-du-valais.ch/en/Bisse/Bisse-de-Lentine-/
Sion周辺のBisse: https://siontourisme.ch/images/vignettes/que_faire/bisses/flyer_bisses_de_sion_en_web.pdf