Via Francigena(102)ついにゴール

Hospiceの向かいには湖。北側(右側)には車道とその上部に徒歩道、南側には徒歩道(オレンジ線)。

ハイキング道はHospice、犬舎の横を上って行きます(この道を時折、飼育員がセントバーナード犬を連れて散歩している)。車道を下に見ながら進むと、

国境の石碑。Sのスイス側。

反対側、Iはイタリア。

中央に見える黒いのは、聖ベルナールの銅像。

Hotel Italiaの裏側から。改修中の模様。建物の正面側ではジェラート売ってて大盛況。他にも露店が沢山。

7月の、麓がそれはそれは暑い日曜日だったので、スイス側からもイタリア側からもそれはそれは多くの車が来て駐車していました。

建物がある所まで下りると、ハイキング道の表示板が続いていました。この先、イタリア内をAosta(アオスタ、生ハム!)、さらにはずーっと先、ローマまでVia Francigenaは続いています。スイス部分はほんの短い区間、フランスとイタリア部分が長いのよね。そういえば、2013年にHospiceに泊まった時に、同宿者で晩御飯を囲んで話した際、フランスの北岸からローマまで通しで歩いた人が、イタリア内は山の規模が大きく、丸一日緩やかではあるけれど上りっぱなし、下りっぱなしといった傾向があってキツカッタ、と言ってたのを憶えてます。

Aostaへと下りていく車道。ここから湖の南側の小道を通りたかったのですが、そこだけは雪がうずたかく残っていたので、

車道を歩いてHospice、バス停まで戻ります。駐車場からあぶれた車がびっしり路肩に停まっていて、歩道無しの車道ではありますが、車ものろのろとしか走っていないのでそれほど危なくありませんでした。

一日3便のバスでBourg St-Pierreへ戻りました。車道のすぐそばを歩いてきたので、バスの右側の席に座ると、歩いてきた道を眺めることができます。頑張ったな、私。

Via Francigena、ひとまずスイス内はゴールです(どこがゴールなのかは定かではないですが)。フランスとの国境から(ほぼ)、イタリア国境まで長々とお付き合いありがとうございました。

歩行と写真は2023年7月上旬

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