8月29~31日にかけて、3年に一度開催されるスイス最大のスポーツイベントEidgenössischen Schwing- und Älplerfest(ESAF)に行ってきました。フランス語だとFête fédérale de lutte et des jeux alpestre (FFLS)、Schwing/lutte・スイス版「相撲」及び山岳地帯発祥の競技(岩投げなど)の全国大会といったところでしょうか。
私が住んでいるのはスイスでもフランス語圏なのですが、これらの競技及び大会はスイスのドイツ語圏で盛ん。フランス語圏ではニュースでの扱いもほんの少しで周りの人の反応も???なものでしたが、3日間の来場者数は事前の予想を上回る45万人。小さな州であるGlarus州の総人口が4万5千人なので、州人口の10倍に当たる人数が州内の一つの町を訪れたわけです。
元々は軍用飛行場、現在は民間に払い下げられた飛行場の滑走路と両側の緑地帯の70ヘクタールを会場にして、5万6千人余りを収容する世界最大の仮設スタンドを建設して274人の選手が参加。トイレ700基、消費されたビール27万リットル、ソーセージ45万本、パン4トン。私の周辺では宴会というとワイン一択のことが多いけど、ここでは男も女も瓶ビール。ケースで買って肩に担いで運んでく(アリーナへも酒類の持ち込み可のようだ)、と色々異なってました。
アリーナスタンドでの観戦チケットは瞬時に売り切れますが、無料で入れる周辺にはパブリックビューイングもあり、楽しめます。
ということで次回からその様子を。
ESAF公式サイト(独・仏)
RTSの紹介記事(フランス語)
SRFの紹介記事(ドイツ語)