地図下端にあるSeptimerpassから緑の太線をたどってBivioまで歩きます。緑の太線となっているのは、この経路が2つの名称付きのハイキング路となっているからで、Via Settと薄幸の画家セガンティーニの住んだ場所をたどるSenda Segantiniの2本がBivioまでを通ってます。
道、川、そして遠くにものすごい数の牛 この後写真撮ってる場合じゃなかったくらい、牛地帯を通り抜けるのが大変でした。川が流れる地帯だったので浅瀬に入って牛を避けたりして今思い返しても、牛、大変だった。
取り合えず、ここの牛は川で自由に水が飲めていいですね。
まだまだBivioは先だけど、郊外の家々が見えてきました。
いよいよ奥にBivio。ここまで峠から1時間半かかってます。山登りあるあるですが、下山するにつれて標高が低くなって暑い。午後になって気温上がってる、で暑いです、へばってます。
Bivioの町には左側の道からアクセスします。そして奥のBivioから右手に伸びる道路の先には
Julier(ユリア)峠(2284m)越えの道路。1826年に峠越えの車道が開通し、Septimer峠は現在は完全に自転車か徒歩で越える趣味の道となりました。Julier峠の先には大観光地サンモリッツ。Bivioからバス便もあります。
Bivioの町の写真が何故か全くなくて申し訳ない・・・Bivioはイタリア語、ロマンシュ語、ドイツ語の3言語が話されており、かつては町の公式言語がイタリア語である、周囲の中で飛び地のような自治体でした。しかし2016年に周辺の他の自治体と合併しSursesの一部となると、自治体の公式言語はドイツ語になったのかな、掲示板などの言語はドイツ語となっていました。そして今でもイタリア語・ドイツ語の両方の話者がいるようで、「ドイツ語、イタリア語のどちらがいいですか?」と聞かれました。いや、どっちも駄目です。Bivioは自然保護区Parc Elaの拠点であり、インフォメーション、複数のホテル、スキーリフトなどがありリゾート地と言うことになっているようですが翌日天気が崩れて写真無しなので今回はここまで!
BivioからCasacciaまでの行程:https://www.valsurses.ch/en/node/1594/bivio-septimerpass-casaccia
https://www.graubuenden.ch/de/touren/ueber-den-septimerpass