Leuk(ロイク 独)/Loèche(ロエッシュ 仏)の町。街中の標高が700mを超えているので城門があった624mから80mちょっとの上り。
Leukには4000年ほど前、石器時代から人が住んでいた形跡があり、その後はケルト人と続き、
ローマ帝国の時代には既に東西、南北を結ぶ道の十字路として知られた、とても歴史の古い町です。
以前ベルン州南部のKanderstegから温泉があるLeukerbadまでの経路について書きました。Leuk Stadt、Leukの町の北には古くからの温泉地Leukerbadがあり
Leukbadの北にはGemnipass=ゲンミ峠があり、古代から交易の路、南北を縦断する道でした。Gemni峠を経由した南北路のに加えてローヌ川(谷)を経由する東西路との十字路。
この教会(先ほどのとは別)に隣接してカタコンベ(納骨堂)であるBeinhaus Ossuary Leukがあるが私は未訪。
木造建物から
木造ではないけどやはり古そうな建物まで色々な年代と思われる建物があり、
しかもそれらが改装されて現役で使われ、住まわれています。
こちらのSchlossLeuk(城)は1996年からは自治体が買い取って展示や催しスペースになっています。また彼か、のMario Bottaの設計改装。
お隣同士。
ではそろそろ駅に下りていきましょう(バスでも駅に行けます)。
そうそうLeukの東の山腹にはパラボラアンテナが林立しています。テレポート&データセンター。
Leukの町に入る手前で一瞬トンネルから出た線路は再びトンネルに入り、川を渡る直前でトンネルを出、川を渡った先がLeuk駅。1915~1967年まではLeuk駅からLeuk Stadtを通ってLeukerbadまで鉄道が走っていました。
ローヌ川改めRotten川を渡り、
駅前の表示。標高630m位。これにてブドウ畑の中の道はゴール!公式サイトによると、VenthoneからLeuk駅まで13㎞、3時間半。2023年10月上旬、私はVenthoneから先のMiegeから歩いているので3時間位かな。
歩行と写真は2023年10月上旬