Via Francigena(94)CheminからMartignyへ下りる

Chemin-Dessusにいます。

この写真は教会の前のベンチに座って撮っているのですが、教会の外壁には御婦人のレリーフがあり、パリで暮らしていた富豪の彼女が教会建設を始めとして集落に対し多大な金銭援助をした、とありました。パリからここの別荘に来てたのですね。右側の建物の屋根にはスピーカーがあることから、この建物は防災無線を備えた役場だろうな、と思ったら、

反対側に来てみて、やはり役場でした(左の建物)

そばにはFour Banal 、共同パン焼き窯小屋もありました。薪が積んであるのが見えますね。

こちらは以前ホテルレストランだった建物。現在は普通の個人宅のようです(郵便受けがあるので)

そろそろMartignyへ下りる時間です。Chemin-DessusからChemin-Dessousを経由して、クネクネ車道をかすめながら下りる経路もありますが、今回は赤点線のように森の中の道を下りることにしました。

赤矢印がホテルHotel Beau-Site。こちらは現役、この横を通ります。

こちらがそのホテル。建物の左手に芝生の庭があり、

そこからMartignyが眺め下ろせます。ちなみに宿泊しない通りすがりの一般人もレストランを利用できますが、基本的に金~日曜のみの営業のようです。

ホテルの横の舗装道から土の小路に入るのですが、この入り口にも何の標識もないのよね(少し離れて方向表示板はあるが)。ホテルからは下りです。舗装路は上り気味に続くので間違えないように。

森の中の道を下り、方向転換して長い長い、斜面上の細道のダラダラ下り。地図だと右手の914の数字からMartignyの町までずーっと直線状にある道。しかしこの道が相当な急斜面上の細道で、注意が必要。近年の異常気象で大雨だとか色々あってあちこち土砂崩れとか落石とか頻発しているのだけど、ここも通行止めにはなっていなくて実際歩けるのだが、一度などかなり重そうな岩が近距離で落ちてきて(日本だとラクー!と叫ぶところだ)ヒヤリとしたり。次回は違う道を使おうと思う。そんな状況だが自転車のタイヤ跡もあるし、トレイルランナーが走って登ってきたりしている。この写真は、その前の道で歩き易い部分です。

Chemin-DessusからMartignyの市街地まで1時間以上、700mの下りは長かった。MartignyとChemin-Dessus、Chemin-Dessous間のバスは平日は1日5往復、日曜日は3往復と減りますが、Chemin-Dessusは前述したホテルBeau-Site、Chemin-Dessousにもバス停近くにレストラン(要・営業時間確認)があるので時間を調整してバスで山を下るのも一考。

Martigny市街に下りてきました。Martigny名物のロータリーにある芸術(!)作品。Martigny にはほとんど信号がないのよ、と知人が言っていたな。横断歩道は信号無くても基本的に自動車が停まってくれるし。

Mont-CheminからMartignyへ下りる経路は様々です。Martigny-BourgのレストランCafe Nationalのすぐ横からもCheminを経由してPlanches峠(1408m)へと続く道が出ています(この写真だけ2021年)。

歩行と写真は2024年5月下旬

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