Lausanneを歩く (4) 山(丘)あり谷あり橋あり

ローザンヌの街は、湖の北側の斜面に広がっています。また街の中心部に谷が横切り、橋が架かっています。建物がびっしり覆いつくしているので、中山間部の緑の谷とは様相が異なりますが谷は結構深いです。斜面に建ってる高層建物などは、出入り口が地階と6階の両方にあったりします!?(ホント)

駅から北側部分、大体のイメージですが丘部分を赤で、谷を水色、谷にかかる橋を紫で記してみました。Lausanne中心部には3基の重要な橋 Pont de Bessières、Grand Pont、Pont de Chauderonがあります。駅からSt-Francoisへ上り坂だったように、駅のすぐ北側に斜面、丘。丘の間に谷。谷の北東には大聖堂などがある丘Colline de La Cité。

おさらいになりますが、黄緑の数字で右から1・St-François、2・Bel-Air、3・Chauderonのバス停。

前々回、駅からPetit Chêne通りを上って右側にSt-Françoisのの教会とバス停(赤枠のバス停)がある交差点のところまで来ました。ここから赤点線のように歩いてみます。

左側、Grand Pont(大橋)に向かいます(建物の間)。

Grand Pont。石造りの橋桁が見えます。橋から左に折れ、建物を回る通路から、橋と下をのぞいてるところ。Lausanneの交通の要、Flon駅がある谷底です。中央奥の高い建物はスイスで最初だったか2番目だったかの高層建築Bel-Air。橋の先はBel-Airのバス停。

Flonのある谷底へ下りる階段。

100年以上前に主にイタリア移民の皆さんによって建てられたGrand Pontの両端にあるSt-FrancoisとBel-Airの両バス停。この区間は本当に交通の要所なのですが、2022年には10か月以上かけてこの橋を改修、その間歩行者以外の交通は完全遮断。それからバス路線の経路も大分変りました。そうそう、バス路線は永久不滅の決定版ではなく、それなりに変わります。例年12月初めに鉄道もバスも時刻表の改正があるし。

Grand Pontの石造りの橋桁。奥には大聖堂の二つの塔(非対称建物)。

先ほどのFlonへ下りてく階段。下り切るとメトロ駅(右下の建物 濃ピンクの丸にMの文字)。高低差ありますね。

谷底にFlon地域があり、右側のBel-Airと左側の高台を結ぶ「通路」 Passerelle du Flon。真ん中にFlon駅の地下までもつながってるエレベーター。屋根に植え込みがあるのが定期券などの切符を売っているTLの建物。

建物の淵の通路をぐるっと周って(下に下りなくても済む)、St-Francoisの交差点でGrand Pont方向ではなく、その左側の道(Rue du Grand Chene)に出ました。パレスホテルなどの大型建物を過ぎ、

とても気持ちの良い散歩道、Esplanade de Montbenonに入りました。この先には老舗日本料理店Myoもあります。

ここは丘部分で、湖に開けているので展望があります。芝生は立ち入りOKなので天気の良い日は人々が寝そべってます。

Palais de justice, Tribunal d’arrondissement de Lausanne。地方裁判所。

Palais de justiceの前にはウィリアム・テルの像。弓矢持ってる。

Montbenonの緑地にはフィルムセンターCinematheque Suisse (7,8月はしっかり夏休み)も入ってるCasino de Montbenon(カジノとはあっても一度も賭け事施設としては使われてない文化施設)があります。北側はFlonへの急斜面。

南側もやはり駅側へ急斜面、細長い丘を取り囲むように車道が走っていますが、ここは静か。

写真は空が白っぽいのが4月下旬、青空のが6月中旬。4月中旬のは靄が深くて空が真っ白で薄暗かったです。2023年の4月は寒くて天気が悪かったけど、冬があまりにも暖冬少雨だったので文句は言えない!

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