Via Francigena(26)道路と鉄道の下をくぐって横を通って

Bussigny(地図の上端)から川沿いを湖畔まで。

Bussigny(左上)からは鉄道(赤の細線)、高速道路(オレンジ色)、一般車道(玉子色)がそれぞれ三方向に分岐。

駅の南側。建物建てまくり。

1本目の車道の下を歩きます。左へのカーブを曲がると柱にハイキング道の分岐表示あり。St-Sulpiceの港まで1時間50分、Lausanne, Ouchyまで3時間20分との表示。

周りにちょっと目をやると、Via Francigenaの案内板。CossonayからBussignyを経てLausanneまでの大地図。

右上にはPontarlier(フランス)からGrand St-Bernard峠までの概略図。大体の所要時間と距離も。バリエーションやPontarlierからJougne経由の道もいつか歩いてみたい。

車道を越えて川に下りてきます。市民農園スペースがあり、

その横を歩いていきます。すぐ右側にはVenoge川。湖畔まで基本的にずーっと川に沿って。

4月初め、行者ニンニクでびっしり。行者ニンニクは水辺が好き。

先ほど下をくぐった車道が再び左手に超接近。今日の行程は道路と鉄道の密集交差地帯のすぐ横を通るのですが、道路を直に横断する心配はなく、くぐるだけ。しかも常に土の道。

そのまま車道の横を下っていき、ロータリーをくぐる。

これがくぐる箇所。川にかかった橋(道路)。歩いてるのは土の道なので見えにくいですが、真ん中に見える橋の柱に黄色菱形マーク、更に矢印が左に向いていて、矢印にはSecurité(安全な方)と書き足してあります。つまり柱の左側(私でも屈まなければ頭がぶつかる低さ)が推奨、右側はすぐ下は川なので通る時はご注意を、ということ。

反対側に渡ってから、振り返って。左側、通れないこともないけど気を付けてね、です。

一般車道の次はオレンジ色の太線2本、高速道路です。ここもくぐりますが高さは十分、広々。

高速道路の下を歩いていると、次の鉄道が見えてきます。

Venoge川もご相伴。

鉄道は3本。ここ、ある意味本日のクライマックス。この先もこの前も、こんなところ他に出てこない。ガードレールと木の間の隙間を通ります。右側は川への斜面です。10年前と変わらない。ここにきて突然10年前を思い出した。記憶に残るのは絶景ではなく、こうした珍景なのかもしれないな。

一般車道、高速道路、鉄道を越えました。やれやれ。

どんどん道路から離れていきます。車の音はまだまだ聞こえるけど、ようやく平和な川べりの道。

写真と歩行は2023年4月初め

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