Zermattから(終)食事処が多いとはいえ

最後におまけ記事。私はお勧めのホテルやレストランについては滅多に書かないのですが、そもそもホテルもレストランもほとんど知らないのです(近ければなるべく家で食べるし家で寝る)。今回はツェルマットでこの夏3泊して3回夕食を食べた分についての個人的体験記事です。ツェルマットの比較的値段の張らない店について、もし誰かの参考になるのならば幸いです。

その1 Zermatt駅のすぐ前、Bahnhofbuffet Non Solo Treno。その名もBahnhofbuffet=駅前食堂。駅周辺ではツェルマットで一番カジュアルか。大衆イタリアン。駅前なので出発前でも安心。駅前食堂的な明るいおばちゃんのサービス。20CHF以下でもパスタが、20CHF台からでも温かい肉料理が食べられる。

https://www.restaurant-nonsolotreno.ch/en

(サイトのスタートページの下の方にDownloadsーMenuがあるので予習ができます)

その2 Sportpavillon 駅前からCOOPの横を通ってから右手、公園の中を入っていくと広々としたスポーツ施設&フィールドに出ます。レストランなどの家々が密集する中にあってぽっかりと空いた空間。地元の若者、子供がサッカーとかバスケをやってます。その端にある細長い建物で、外テラスのテーブルで公園で遊ぶ人を、マッターホルンを眺めながら昼間から一杯やってます。去年は大衆食堂的雰囲気が良かったのに、その後店主が変わったのか、今年の夏は代わった店主なのか夏休み時の代理なのか、サイトによると20時までやってるとあるのに、18時前なのに店を閉めたがっていたのを、ギリギリで料理を出してもらった。料理はサイトによると簡単なものなら何でもありな感じ。私が行った時のメニューはパニーニなど簡易イタリアンがメインだった。そんなわけで値段はツェルマットの中では手頃の方だが、イタリア人が気絶しそうな値段ではある。味とか雰囲気を重視しなければそこそこの値段で温かいものが食べられる、そのくらいの気持ちでどうぞ。

Croute au fromage スポーツ広場前のレストラン(軽食のみで夕方早くに閉めたがっていた)パンに白ワイン浸してチーズその他をぶっかけて焼いたもの

スポーツ施設の周辺には公共トイレがある。もちろん店内にもある。店の前の広場には木の長椅子があって寝そべることができる。長椅子は店の椅子ではないので食べなくてもくつろげる場所。

https://www.zermatt.ch/en/Media/Restaurants-bars-clubs/Restaurant-Zermatt-Sportpavillon

そもそもお勧めレストランって難しいですよね。何を求めているのか?味、雰囲気、値段、地域のメニュー?スイスの名産(って何?)?実に色々なレベルがある中、ツェルマットには下手すると山奥で何故に伊勢海老を食べなきゃならないんだ?といった思いにさせるようなメニューと、ここまで来たから的な感情を満たすような料金表に出会うわけです。世界中からの人々の欲望が渦巻く町ツェルマット、とは言いすぎか?

スイス名産となると、フォンデュとかラクレット、要するに熱々のチーズどっさりの料理をお勧めされることがほとんどだけど、正直言って夏の暑さ、疲れ、時差ボケ時にはそれほど食べたくない料理だったりもする。せっかくのスイスだけどあまり変わった食べ物じゃないのがいいな、肉も勘弁、というのならハンバーガーもありだろう。ツェルマットにはマクドナルドもあり、こちらはおそらくスイス国内均一値段かな。

その3 ナイフとフォークで食べる手作りハンバーガーのレストラン「1818」。最初メニューを見たとき、高いけど他の場所のレストランで食べるハンバーガーに比べて5フラン高い程度かなあ、と思ったら、ポテトは別料金で、結果として通常より10フランは高いことになっていた。しかしシンプルで十分な量であった。ちなみにメニューはパテ、チーズ、肉、野菜などをそれぞれ個別に選択してのオリジナルハンバーガーにできるシステムだが、その選択チェックシートが大昔に受けたテストのようだった。実際はほとんどの人がお勧めバーガーから選ぶみたいだけど。

https://www.1818zermatt.ch/en/

旅行中は朝はホテルで思いっきり食べ、レストランでは夜のみなのでほとんどのレストランに入ったことがなく、あまり参考にならないですが、一応誰かの役に立てたら幸いです。

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