Ardon、Vetroz、Contheyは順に西から東へRhone(ローヌ)川沿いに並ぶ3市で観光協会サイト「Les Coteaux du Soleil(太陽の丘のブドウ畑)」ではワイン醸造蔵29軒、ブドウ畑の中を周る解説パネル付きの道、それに(地元の)ワインを飲んで料理が食べられる店をまとめたガイドマップが掲載されています。
上の地図、ArdonからContheyにかけてのワイン関係マップPDF:https://www.lescoteauxdusoleil.ch/data/documents/Cartes/CarteBalade_Coteaux.pdf(Contheyの観光協会実店舗に行けば紙媒体でもあると思う)
こちらはTour Lombardeの前にあったContheyに含まれる町の地図。Conthey内や周辺でも多数の「町」があり、Parcours Viticole de Conthey(ブドウ畑の道)は、その中をつないで歩くわけで、
Bourgからは一周 5.1㎞、1時間半のコース。最初の地図ではオレンジ色で描かれた線
またBourgからはAutour de la Forge(鍛冶屋の周辺)。Forgeron(鍛冶屋)だったProsper Zambaz氏(1901~1977)の証言や写真などで一昔前のContheyの暮らしのパネル。Zambaz氏の鍛冶屋道具はTour Lombardeでも展示があります。ただし、どのコースも現地の解説パネルはフランス語のみか、フランス語&ドイツ語のみで英語はなかったなあ。
またVetrozからはPromenade de l’Amigne2.6㎞ 50分。Amigneというブドウの品種はほぼValaisのみで38ヘクタールしか栽培されていなくて、そのうちVetrozで27ha。Amigneの栽培はValaisがローマ帝国の一部だった時代からなので2000年の歴史。VetrozのAmigneワインはabeille(ミツバチ)の数で糖度を表し、1 abeilleはsec辛口、 2~ 3 abeilleと甘さが増します。私が前回の店で飲んだのもVetrozの蔵ので2ミツバチでした。Amigneは実が熟すのに時間がかかり、収穫はChasselas(Fendant)などよりかなり後。霜の害などのリスクが高まるわけで、なるほどお値段張るはずだ。
3市の公式観光サイトLes Coteaux du soleil:
https://www.lescoteauxdusoleil.ch/en/homepage.html