Kandersteg(2)Lötschberg 新旧2本のトンネル

Kanderstegの位置です。上のがスイス全体、下の地図で薄緑色に着色されてるのがBern州でKanderstegはその南端に位置しています(地図はWikipediaから)。ちなみにKanderstegと書いてある上に見える二つの水色(湖)の間がインターラーケン(湖の間)。つまりKanderstegのちょっと北にミュンヒュ・アイガー・ユングフラウなどもあるわけです。

木曽路はすべて山の中ーと書いたのは島崎藤村ですが、Kanderstegも相当な山の中です。上の地図の上端にKanderstegの地名は見えませんが青四角の交通機関の場所のちょこっと上に鉄道駅があります。Balmhornとあるところのすぐ下に横にひかれた薄いピンクの線がValais/Wallis州との州境。

もっと広域地図。上端にKenderstegの地名があり、地図の下の端、横に伸びているのがSionからLeukを経由してBrigまでの鉄道と車道。

Kanderstegが上の端にあり、その南にSunnbuel、さらに南西にGemnipass。SunnbuelとGemnipass(Gemni峠)の間をこの後歩きます。下端にGampel-Steg駅。その上にGoppenstein。1913年に開通した一本目の鉄道トンネル(14.612km)はKanderstegからGoppensteinまで。Kanderstegへのアクセスは、地図の南東の地図外にあるBrigからBLS鉄道に乗ってもよし、またはGampel-StegのSBB駅からバスでGoppenstein、そこからBLS鉄道に乗り換えるのもありです。2007年に開通した2本目のトンネル(34.54㎞)はKanderstegより北にあるFrutigenからRaron(Gampel-Stegの東)まで。

Kanderstegのすぐ南側の拡大地図。

紫の線が古いほうのLötschbergtunnel。赤の点線が新しいほうのLötschberg BasistunnelでKanderstegの駅の西側を通っています。

古いほうの紫線は当時のトンネル堀作技術ゆえかけなげに若干の平地をたどるように伸びてますが、新しいほうは真っ直ぐ真っ直ぐですね。新しいほうは古いほうの400m下を通っています。そして1913年のはKandersteg(標高1197m)とGoppenstein(標高1216m)の間、

Frutigenの駅南側、赤の矢印近くにBasistunnelの入り口出口。

新しいBasistunnelはFrutigen(標高776m)と

Basistunnelの南出口は赤矢印の近く

Raronの近く標高600m超付近の間。

このパターンは以前にもありましたね。そうゴッタルドトンネルの2本の鉄道トンネル。(ゴッタルドトンネルの場合はもう1本、車用の高速道トンネルがあるけどね

ゴッタルドの2本の鉄道トンネル。https://images0.schweizmobil.ch/files/wl_7.pdfに加筆

上のイメージ図はゴッタルドの2本の鉄道トンネル。古いトンネルに到達するまで、列車はループなどを駆使して上らなければなりませんが、新しくて長いほうは上り下りをせずに高速で突っ走れます。Lötschbergの新旧2本のトンネルもゴッタルドトンネルと同じコンセプトでそれぞれおおよそ同時期に掘られているんです。(続く)

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