9月13日(月)よりスイスではレストラン、図書館、映画館、大学などの義務教育以降の教育機関の多くで、建物内に入るのにCertificat Covid(ワクチン接種証明書か72時間内の陰性証明書)が必要となりました。
上の写真は9月14日、COOPのレストランの入り口にあった掲示です。<Avec Certificat>=証明書所持の人はレストラン「内」での食事が可能、かつ証明書チェック以降はマスク無しでも可(今までは、テーブルに着席時以外、移動時にはマスク要着用だった)、それに今までは義務だったスマホのアプリ、または紙面による個人名とレストラン名・テーブル番号・利用時間を記録する必要がなくなりました。なお、接種証明は身分証と共に提示してのみ有効です。
一方、証明書が無い人は、テイクアウトかテラス席での飲食のみ、マスク着用が義務で、飴と鞭政策なのが顕著。
このお触れが出たのが先週の水曜日。それ以降、ワクチン接種希望者が激増。日本と異なるのは去年末から早々にワクチンを打ちまくりスタートダッシュは上々だったのに、ワクチンの供給量や接種人要員や会場は足りているのに、新規ワクチン接種希望者が長いこと頭打ちになっていた事情がありました。
半年くらいは続いていたレストランの閉鎖が5月後半から徐々に解除され、映画館などの屋内娯楽も復活、国内外の移動も特に制限されてなく、ワクチン打たなくても日常生活をそこそこ楽しめるようになっていたことも大きかったです。
夏の間は新規感染者もそれなりに低く抑えられていましたが(決してゼロにはならなかったが)、夏休みを国内外で満喫した人々の帰りとともに、感染者増と病床ひっ迫がジワジワと始まったという、なんか去年と同じことを繰り返していないかい?去年の今頃はワクチンなかったけど。