GruyèresからMolésonへ、チーズ作りの道

上の地図の左下にVevey、Montreux、右上端にBulleとGruyères。上下を結んで道路&線路がありますが、真ん中部分はぽっかりと公共交通機関の空白地帯(ハイキング天国)があります。その真ん中に鎮座するのがMoléson(モレソン)という山。

今回はGruyèresから南にMolésonを経由してPaccotsまで歩いてみましょう。この道はスイスを横断する3番の道Chemin Panorama Alpinの一部、眺望は保証付き。Moléson頂上へはロープウェーで往復しました。自力で登ってもいいけどGruyèresーMoléson間は5時間のコースなのでロープウェー。

またGruyèresからMolésonまではSentier des Fromageries、「Cheese-dairy path チーズ製造所の道」の一部と共通です。写真の地図&下のリンクで同じ地図が出てきますが、注意すべきはこの地図は下が北であり、この記事の他の地図とは逆向きです。水色の線がGruyèresの駅からバス道、私が今回歩いたのは南側の緑色の線の道、ロープウェー駅から反対側の赤色の線で一周して駅に戻ってもよし、片道をバスにしてもよし。片道2時間とあるのでそれなりの道です。

https://www.lamaisondugruyere.ch/visits-discoveries/cheese-dairy-path/

Gruyères駅(標高746m)の西側からPringyの町を通り抜けます。町の終わりからはAlbeuve川に平行に走る舗装路を離れ、ハイキング道はぐんぐんと上っていきます。

私はこのコースを2012年の10月中旬と2017年の8月中旬の2回歩いています。今回は10月と8月の写真を混ぜますが、葉が黄色く色づいているのが10月。正面の山がMoléson。

これは反対方向、二つ並んだピークはDent de Broc(左)とDent du Chamois。

「チーズ作り、チーズ工房の道」、途上にある建物はすべてChalet d’alpage、昔からの建物で、山間地で夏の間牛を飼うための小屋、牛小屋がついているチーズを作るための建物です。

残念ながらあまり写真を撮っていなのだけど、これなんかそう。

随分上まで上がってきました。真ん中手前の斜面にジグザグに道路が走っていて家が貼りついているのはMoléson-sur-Gruyèresでしょう。別荘地かも。ジグザグ道を下りたところにMoléson-sur-Gruyèresの登山列車駅があり、そこまでバスで来られます。「チーズ作りの道」はMoléson-sur-Gruyèresにつながっているので、チーズつくりの道からは離れています。

せっかくなので、前回までの場所のおさらい。一番右手のGruyèresとの赤文字のすぐ下の丘、Gruyèresの城が見えます。Brocはその左のGruyère湖のそば。Bulleはずっと大きな町。

右下の緑の中の一軒屋は次の地図では1453mと書いてあるすぐ横の建物。Moléson-sur-Gruyères(標高1105m)からの登山列車の線路が丘の左側をくるりと回っているのが見えます。

登山列車(かなり簡易タイプ)は一駅でPlan-Francey(標高1518m)からはロープウェーが出ています。次回、ロープウェーでMoléson頂上の展望台へ。

Moléson-sur-Gruyèresのチーズ工房は1686年に建てられた建物で銅製の巨大釜と薪の火でチーズを作ってる(ハイジのおじいさんがやってた方式)見学も可(予約推奨)

https://www.fribourgregion.ch/en/P6023/mountain-cheese-dairy?group=502

Moleson公式観光HP https://www.moleson.ch/en/

Moléson-sur-Gruyèresは「観光」地でソリコースなどもあります。

https://www.la-gruyere.ch/fr/Z9357/moleson-sur-gruyeres

チーズ作りの道

https://www.lamaisondugruyere.ch/visits-discoveries/cheese-dairy-path/

https://www.la-gruyere.ch/fr/Z12254/sentier-fromageries

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