Ceneriトンネルの開通 と日々徒然

9月4日、Ceneri(チェネリ)トンネルが開通しました。Ceneriトンネルというとそれほど日本での知名度はないかもしれませんが、世界最長のGottardoトンネルの南に先にある15.8㎞のトンネルです。GottardoとCeneriと2本そろうことで、アムステルダムからドイツ、スイスを通ってイタリアまで高速鉄道路がつながります。Ceneriトンネルを使わない場合は、Bellinzonaからは各駅停車の地方鉄道で谷間をカーブを描きながらゆっくり走るしかない・・・速さもさることながら、オランダやドイツからの貨物コンテナを貨車に積んだまま、積み替えなしで輸送できるのがポイント!これにより長距離の大型トラックによる輸送が3割だったかな?鉄道輸送に振り替えられるのだ!コロナ禍のご時世なので控えめではありましたがテープカットと一番列車のセレモニーがありました。

Ceneriトンネル開通によりTicino州での車の渋滞の緩和とCeneri山によって分断されている南北Ticino、SopraceneriとSottoceneriの融和も期待されてます。確かにTicinoの人は車好きな印象がありますわ。FIAT、フェラーリ、アルファロメオ、マセラッティ・・・本当に多くの、(北)イタリアの車メーカー、イタリア人の車好き、車文化ってすごいものがありますよね。

偶然ですが、次回からTicinoのロカルノの北の谷を歩きます。ものすごく鄙びているところもある不思議な「石」文化圏です。

9月2日、連邦政府により10月1日から許可される1000人を超えるイベントの開催時の条件について発表がありました。距離を確保したりマスク義務化などの厳しい条件下ですがサッカーとホッケーの競技場はもともとの収容人員が多いのでキャパの3分の2の観客を入れられそうで(半分との予想があった)ホッとしています。しかし、元々の収容人員が少ないコンサートや小劇場などの文化活動には厳しい決定です。個人的には8月末に映画館で映画(TENET)を観た!パソコンの画面を見続けること数か月。いやあ、映画って本当にいいものですね(このセリフ、古いですが分かる人どのくらいいるのかな)。

一方近づくスキーシーズン(スイスの観光は金額的には冬のほうが重要)を前にリフト待ちやゴンドラ内でのマスク義務化するのか?スキー用の手袋をした手で装脱着するんですよね。ちなみにスイスでは州により異なるのですが、交通機関、店舗、学校などでのマスク義務。最初は意外だったけど驚くほど皆着用しています。なんか慣れてきた。

しつこくCOVID-19の話。第一波真っ最中の3月からスイスを含むヨーロッパ各国は国境を封鎖し、基本的にはそれぞれの国の国籍か滞在許可を持つ者のみを入国させてました。その当時は入国(帰国)後の強制自主隔離などはありませんでした。6月ごろから夏休みの観光客誘致目当てもあって各国とも順次国境を開放してきたわけですが、人が活動を始めればウィルスは拡散するのは避けられないんですね・・・感染者数の増加に伴い今度は「汚染地域(人口当たり過去1週間に規定以上の新規感染者があった国と地域・相当数の国の数)」からの帰国者に対し10日間の自主隔離が義務化されました。そして日本でも報道されているように近頃のフランスにおける感染者数の急増:フランスをレッドリスト国に加えるのか?3~5月の国境封鎖時にも問題になった、日常的に国境を越えて働きに来る人々、フランスに住んでいてスイスで働く人々ーこの中にはスイス国籍を持ちながらフランスその他に住居がある人も含みますー彼らの存在なくして国境周辺の経済活動は成り立たない・・・

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