4月27日(月)制限緩和の第一段階として花屋、ガーデニング、DIYの店、美容室・床屋の営業が再開。緩和日程についての発表があった4月16日以来、美容室・床屋については接触を伴う仕事、対人距離なしでどうやって感染から守るのかーーー美容師とお客の双方がマスクを着用といわれても、マスクをつけたままで髪を切れるのか、マスクが手に入らなかったらどうするのか・・・等々毎日散々議論していたが、当日になったらどこもお客さん入ってましたね!解禁日程が決まってすぐにどこも予約でいっぱいになったようで。
日本でも美容室ってガラス窓で明るい感じでしょうが、ここの美容室や床屋はどこも完全全面ガラス張りで通りから丸見え。パーマやカラー途中のあんなこんなの姿も丸見え。パーマ待ちのお客が頭にカーラーをつけたままの姿で外に出て煙草を吸っているのをたまに見る。いやほんと、美容師さんをはじめとして、人が働いているのを見るのは活気があって嬉しいものだ。
マスクについては、なんと4月27日から多くの店舗で買えるようになった。中国から大量に緊急輸入して(スイスなんだから3年分くらい山腹の秘密基地に貯めこんでおいてほしかった)レジで一人一パックまでだが、身分証提示も何もなしであっけなく買えたのでびっくり。
私が買ったのは中心地から少し離れた薬局で、広いスペースの半分以上を薬関係ではなくファッション雑貨が侵食するようになっていたので、経営うまくいってないんだろうなあ、そのうちつぶれちゃうかなあと思ってたら今度の騒ぎで息を吹き返した様相。スペースが広いので間隔をあけて並ぶのにも便利で私も急に利用するようになった店。いやはや何が起こるかわからない。
ちなみにとある高級食料品店では入店の際はマスク着用してください、と店の入り口にマスクを箱に入れて置いてあった。スイスの人にはまだ頑なにマスクを嫌がる人も多く、政府も公共交通機関を利用時にはマスクの着用を「強く推奨」するも義務化はしていない。なんでそんなにマスクが嫌いなの?と私は思うが。普通のスーパーでの着用率は半々くらいかな。
4月27日からは緊急じゃない医療行為・医療機関も活動ができるようになり、キャンセルされてた私の健診もひと月遅れで5月に予約が入った。3月後半からあらゆる「予定」が消されていたので、久々にスケジュール帳への記入!
4月29日(水)の政府発表にはびっくりした。4月16日には全く言及がなく、ずっと先かと思われたレストランやカフェの営業解禁が5月11日と発表されたのだ。テーブル一つに4人まで、テーブル間の距離2m確保など色々規制はあるけれど、それでも最初の一歩だ。11日からは小中学校も州により程度の差はあるも再開・・・これもどうやって安全を保つんだ、と毎日議論。
また当初は6月8日からの予定だった博物館・美術館・図書館も前倒しで5月11日から開館。わっ、当分先だと思って本読み終わってない。あと1週間で他の店舗もすべて営業再開の予定。
店は開いても、対人距離は厳守なので歩いていても気を遣う。以前のように気軽にささっと買い物には行けない。遠慮なく友達の家に遊びに行って顔を突き合わせて話せるようになるのはいつのことになるのだろう?5人以上の集まりはまだまだ出来ない。1000人以上については8月末までの禁止が確定し、9月10月とかなり先の大型イベントであっても既に多くが中止を発表している。
アイスホッケーの世界選手権、本来なら来週からあったんだよな。2021年に延期とされたが先日完全中止の発表があった。家から見えるバスの車体には変わらず大会のラッピングが施されていて泣ける。
コメント
11日から一斉解禁なのですね。まずどこから行きたいですか?こちらはゆるゆる自粛要請なので、住宅街のお店は実は時短がメインで半分以上は空いている感覚です。反面、銀座とかはかなりクローズド状態。自宅巣ごもり連休ですがそれなりに有意義に過ごしております。
そうねえ、今日ホームセンターで欲しいものは手に入れたので今は特に行きたい店はないです。店は開くけど距離距離距離で気楽にショッピングを楽しむ雰囲気じゃなさそうだし・・・私は小心者なので今は午前中早い時間の人が少ない時を狙って行ってますが、以前は夕刻に賞味期限間近の食品が半額になったのを見つけて買うのを何よりの楽しみとしていました。何をしたいと言われたらそれなんだけどな。